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農林水産体験レポート

2017/08/31 UP

東京23区で島めしを味わう ばんや しおさい

店長のおすすめは島寿司とくさや

美しい自然と豊かな海に恵まれた東京の島々を代表する食材といえば、パッションフルーツやレモンなどの南国フルーツ、そしてなんといっても海の幸。新鮮な島々の食材を楽しむなら島々を訪ねるのが一番ですが、実は東京23区にも島の味覚を楽しめるお店があると聞き、京王線笹塚駅近くにある「伊豆諸島直送の地魚 ばんや しおさい」に出かけてみました。店構えは元気な居酒屋といった雰囲気ですが、店内はオレンジがかった温かみのあるライティングで大人なムード。壁一面にメニューが張り出されていますが島グルメ初心者の私は迷うばかりです。「島めしの初心者なら、まずは島寿司とくさやでしょう」という店長さんのアドバイスで、その2品をオーダーしてみました。

独特の香りを放つくさやにも挑戦

島寿司(1人前1500円、写真は2人前)はタイやカンパチ、カツオ、アジなどを発酵させた醤油ベースのタレに漬けてヅケにし、ワサビではなく和がらしでいただきます。伊豆諸島は温暖なためワサビの栽培ができないことから和がらしが使われるようになったそうで、酢飯と和がらしのコンビネーションは驚くほど絶妙です。島寿司は元々、八丈島生まれといわれますが、現在では伊豆諸島全域・小笠原諸島でも食べられる家庭料理。この日のネタはカツオとカンパチでした。しっかりめの味付けのネタに和がらしのパンチが効いていて、何貫でも食べられてしまいそうです! 島寿司をほおばっていると、なんとも表現が難しい芳しい香りが漂ってきました。テーブルに運ばれてきたのはくさや(盛り合わせ1450円)です。くさやとはムロアジやトビウオ、シイラなどの干物の一つで、伊豆諸島の特産品。独特な匂いで知られています。

島めしと島焼酎の晩餐も堪らない

独特な強い匂いに一瞬たじろぎましたが、まずはムロアジからひとかじり。干物独特の奥深い味わいで、口いっぱいにほおばると、いつのまにか匂いも気にならなくなってきました。訪れたのはランチタイムでしたが、島寿司とくさやとは、なんともお酒が恋しくなるメニューです。「島ならではのメニューならうつぼの唐揚げやトビウオのすり身揚げも島焼酎にぴったりですよ。締めには、はんば海苔のおにぎり(岩のりの一種を炒めてご飯に混ぜたおにぎり)がおすすめ。今度はぜひ夜に来てくださいよ」という店長さんに「もちろんです。次は焼酎を飲みたいです」と伝えお会計を済ませました。
23区で島食材を味わえるお店はこちら

こちらで食べられます

伊豆諸島直送の地魚 ばんや しおさい
(いずしょとうちょくそうのじざかな ばんや しおさい)

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