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農林水産体験レポート

2017/09/22 UP

「酒飲みのテーマパーク」で大満足の休日 石川酒造

老舗酒蔵の見学体験は笑いに包まれた1時間

「ここが我が社の代表ブランド『多満自慢(たまじまん)』が醸造される本蔵です。酒造りが始まる秋から冬にかけては米が発酵する甘い香りで満たされます。その時期にいらっしゃった “酒好き”のなかには“ここに泊まらせて!”という方もいますね」と石川酒造の橋本さん。その解説に、見学者は大笑いとなり、すっかり橋本さんのペースに引き込まれます。 ここ石川酒造は「酒飲みのテーマパーク」として知られる酒蔵です。最近日本酒のおいしさに目覚め、その奥深い味わいに魅了されている私をそそるコピーにひかれ、出かけてみました。石川酒造では毎日3回、酒蔵見学が催行されています(英語対応可。土・日曜、祝日は要相談)。JR拝島駅からのんびり歩いて20分程。どっしりとした正面入口の奥には、明治13年(1880)に建てられた高さ13mの本蔵が見えます。

酒造りの基礎を勉強できます

石川酒造の酒造りは文久3 年(1863)に始まりました。チャレンジ精神旺盛な酒蔵で、明治時代にはビール製造にも着手。このビール醸造は、1998年に「多摩の恵」で復活し、東京の地ビールとして愛されています。広大な敷地内には本蔵を含めて国の有形文化財が6棟も残されています。このほか石川家の酒造りの歴史を学べる史料館(見学無料)、お酒やビールにぴったりの料理が味わえるレストランに、売店「酒世羅」などが立ち並びます。 10時30分、酒蔵見学に参加する人々が本蔵の前に集合。ガイドを務める橋本さんの挨拶の後に入口に杉玉が飾られた本蔵へと向かいます。蔵内部はひんやりとしていて、巨大な醸造タンクが数多く並んでいました。ここでは酒造りの基礎知識を教えていただきます。造り酒屋の軒先につるされる杉玉についてのお話や精米(米を削る作業)でのこだわりなど驚くことばかり。「あらばしり」「山廃仕込み」など、耳にしたことはあっても意味は分かっていなかった言葉についても教えてもらい、一人前の酒通になれそうです。

見学の後は、レストランや売店でお酒を堪能

その後、地下150mから汲み上げている仕込み水の湧き出る場所へ。「酒の仕込みはもちろん、我が社ではお手洗いでもこの水が使われていますから、ぜひ体験してくださいね」という橋本さんの言葉に皆大笑い。さらに樹齢400年の夫婦欅、明治時代にビールを醸造した麦酒釜の館などを見学して、最後に酒世羅でお待ちかねの試飲を楽しみ約1時間の酒蔵見学は終了。見学後は、レストランのランチでもう少しお酒と料理を楽しみ、たくさんおみやげを購入して大満足の休日でした。

こちらで体験できます

石川酒造
(いしかわしゅぞう)

詳しくはこちら

体験 Memo

酒蔵見学

時間
10時30分~、14時~、16時~
(要予約:電話042-553-0100、受付は10~17時)
料金
無料