東京の農林水産総合サイト|江戸東京野菜と東京特産食材を楽しむ 押上よしかつ

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農林水産体験レポ

2018/01/31 UP

江戸東京野菜と東京特産食材を楽しむ 押上よしかつ

東京生まれの食材ともんじゃ焼きの名店へ

江戸東京野菜との出合いは今年の春のこと。足立区のとある飲食店で味わった金町コカブの煮物でした。その奥深い味わいが忘れられず、江戸東京野菜をはじめ東京産食材ともんじゃ焼きの名店として知られる押上よしかつに出かけてみました。店主の佐藤勝彦さんはソムリエ、唎酒師(ききさけし)、焼酎アドバイザー、ジュニア野菜ソムリエほか数々の肩書きをもつ東京産食材とお酒のスペシャリスト。お店で使用する食材の60%以上は東京産で、自慢の前菜盛り合わせセットメニューに至ってはほぼ100%だそうです。この日のセットメニュー「椿」1490円~は、東京野菜の漬物、さくら卵焼き、東京軍鶏スモークトマト煮、東京豆富のあんかけ、本日の盛り合わせ(千住ネギと世田谷育ちのセレブ有難豚のソーセージ仕立て)、刺身盛り合わせ(式根島産シマアジと奥多摩ヤマメ)という内容でした。

東京食材尽くしメニューのおいしさに驚き

このほか豚紅もんじゃ1440円も注文。鉄板が温まる間に佐藤さんが、食材が東京のどこでとれたものか、産地を詳細に教えてくれたのですが多過ぎて覚えきれないほど。実をいえばもんじゃ焼きも初心者の私。佐藤さんに焼いてもらいながら、まずは東京食材尽くしのセットメニューをいただきます。まず驚かされたのは奥多摩やまめのおいしさ。脂身の少ない上品なさっぱりした味わいに、奥多摩わさびのピリッとしたアクセントが絶妙です。青梅産の大豆に青ヶ島産のにがりを使った東京豆富のあんかけは濃厚な大豆の香りと味わいが楽しめ、お酒がついつい進みます。そうこうするうちに豚紅もんじゃが焼き上がりました。もんじゃの豚肉は八王子産のTOKYO X。そのほかも、八王子産のショウガを漬けた紅ショウガ、練馬区産のキャベツ、千住ネギ、柳久保小麦という東久留米産の小麦粉が使用されていました。

東京食材はうまいんだってことを発信したい

佐藤さんがもんじゃ焼き店を開業したのは24年前、そして9年ほど前から江戸東京野菜をはじめとした東京産食材を本格的に扱い始めたそうです。「東京にも畑はあるのに野菜たちはどこへ行ってしまうのかなと、ふと疑問に思ったんです。それがきっかけかな。以来、野菜でも肉でも生産者のもとに買い付けに出かける日々が始まりました。例えば江戸東京野菜をまとめて購入できる専門店なんてないですからね。東京にだって農林水産業はちゃんとあるんだ。東京の食材はうまいんだってことを発信したい。それには実際にこうして味わってもらうしかないんですよ。」 佐藤さんの情熱に対して私にできるのは食べること。「今度は友人も連れて来よう。」そう思い押上を後にしました。

こちらで食べられます

押上よしかつ
(おしあげよしかつ)

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