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SEASON'S REPORT東京の四季

vol.7

『東京の冬 2017』

神津島の漁港・ポインセチア・林業の風景

/ WINTER /

神津島の漁港

神津島の漁港

神津島の漁港

金と赤の鮮やかな色合いと脂ののったおいしさで高級魚として知られるキンメダイ。冬に旬を迎える魚が多いなか、深海魚のため、通年、品質が変わりません。近年、キンメ漁が盛んになってきている神津島では、自動選別機が大活躍。回転寿司のように回る過程で計量され、7つのサイズに自動的に振り分けられます(動画)。この機械の導入で、より多くの魚を手早く選別して新鮮なうちに出荷できるようになりました。キンメダイ漁は午前2時頃に出港、早ければ午前8時には水揚げされ、各消費地に出荷されます。鍋の季節には需要が増し、漁港も一層活気づきます。

ポインセチア

ポインセチア

ポインセチア

ポインセチア

11月上旬から、都内の花き栽培農家では、ポインセチアの出荷が始まります。冬に赤く色づくことから「クリスマスフラワー」と呼ばれますが、意外なことに寒さはあまり得意ではないそうです。クリスマスに合わせて美しく色づかせるためには、温度、水、通気などビニールハウス内での厳密な管理が必要です。品評会で受賞歴もある国分寺市の松本園芸では、赤のほか、白、ピンク、ゴールドなど多彩な色合いの16品種を栽培。「今年は新たにプリンセチアという種類のチェリーレッドを育てました」と松本好高さん。3.5号鉢~8号鉢まで大きさは7種類。12月15日まで出荷が続き、直売も行っています。

林業の風景

林業の風景

林業の風景

世界を代表する大都市・東京。しかし東京都の総面積の約4割は実は森林なのです。そこは昔から変わることのない林業の現場。森林を育てるには長い年月がかかります。春先の植林から始まり、木材が伐採できるまでは約50年。太い木材を手に入れるには80~100年の時間がかかるのです。植林後、苗木が高く育つまでは毎年下刈りをし、木が育って林の中が混んできたら間伐を行います。節のない材木を育てるには枝打ちも欠かせません。チェーンソーで太い立木を倒す主伐は昔から雪の季節の前に行われることが多かったようです。そして、伐採した木材は市場へと運ばれます。こうした一連のすべてが林業。良質な多摩産材は多くの人々の仕事と長い時間によって育まれています。

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