東京産のバジルと卵でつくる「ガパオライス」

今回ご紹介するのは、タイ料理が原型の「ガパオライス」です。
ちょっと個性が強いオイスターソースとナンプラーを、お酢でまろやかに仕上げます。
最後にバジルを加え、余熱で香りを引き立てます。

レシピの監修は、料理研究家の角田真秀さんです。

材料(2人分)

 ・鶏挽肉     200g
 ・タマネギ    1/2個
 ・ピーマン    1個
 ・パプリカ(赤) 1/2個
 ・ご飯      適量
 ・卵       2個
 ・バジル     適量

【A】 ・水         200ml
   ・オイスターソース  大さじ1
   ・ナンプラー     大さじ1
   ・酢         大さじ1

・胡麻油      大さじ1

作り方

① タマネギは1cm四方に切る。ピーマンとパプリカは小さめの乱切りにする。

② フライパンにAを入れて中火で熱し、煮たったら挽肉を加えてほぐしながら煮る。
  (あくが出たらとる。)

③ 肉の色が変わってきたらタマネギを加えて煮る。
  煮汁が1/3量になってきたらさらにピーマンとパプリカを加え、煮汁がほぼなくなる迄煮たらバジルをひとつかみ加えて火を止める。

④ 器にご飯を盛り、③をのせる。仕上げにバジルを散らす。

⑤ フライパンをペーパータオルで拭き、胡麻油を足して中火にかけ、卵を一つずつ割り落とす。
  水大さじ1を加えて、好みの硬さになったら④に乗せて仕上げる。

【POINT】

❶ バジルは火を加熱しすぎると黒ずんでしまうので、最後の方で加え、余熱で香りを引きたてる。
❷ 目玉焼きは揚げ焼きのようなイメージで加熱すると、ガパオとの相性が良い。

料理研究家

角田 真秀/MAHO SUMIDA

https://www.sumiyalife.com/
雑誌やWEBサイト、TV番組へのレシピ提供
企業へのレシピ監修や提供
出版社様向け料理ケータリング、料理教室開催など。

NHK「あさイチ」の料理コーナーでもおなじみです。

2015年12月に初めての著書『基本調味料だけで作る毎日の献立とおかず』(マイナビ出版)
以後、『フライパンひとつで作る炒めもの、煮もの、蒸し焼き』『片手鍋ひとつで作る炒め煮、マリネ、スープ』(主婦と生活社)『簡単!毎日楽しめる!スープの本』(エイ出版)『5分でおいしくなる煮込み あっさり塩煮と、こっくりしょうゆ煮』(学研プラス)『料理が身につくお弁当』(P H P研究所)『うまくいく台所 成功レシピと料理のコツ』(文化出版局)『塩の料理帖』(誠文堂新光社)『基本調味料だけで作る毎日のお弁当』(PHP研究所)
現在までに9冊の単行本を刊行

『暮しの手帖』(暮しの手帖社)や『きょうの料理ビギナーズ』(NHK出版)『LEE』(集英社)『オレンジページ』(オレンジページ)など話題の雑誌にレシピを継続して提供しています。

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東京産食材を味わうレシピ(by 角田真秀)

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