鶏モモ肉とカリフラワーの『オリーブマスタード煮込み』

東京で「オリーブ」?
みなさんは、東京でオリーブが生産されていることをご存じですか?
東京三鷹市の植木生産農家・天神山須藤園では、オリーブオイルの搾油を行うとともに、オリーブの葉を粉末にした「オリーブリーフパウダー」を生産しています。

今回ご紹介するのは、その「オリーブリーフパウダー」を使ったレシピです。
東京産のオリーブの風味をお楽しみください!

レシピの監修は、料理研究家の角田真秀さんです。

材料(2~3人分)

・鶏モモ肉        1枚(250g)
・カリフラワー      1/2株(200g)
・タマネギ        1/2個 (150g)
・ニンニク        1かけ
・オリーブリーフパウダー 小さじ1/2
・水           250ml
・牛乳          250ml
・塩           小さじ1
・オリーブオイル     大さじ1

【以下を「A」とする】
・白ワイン        大さじ2
・粒マスタード      大さじ2
・小麦粉         大さじ2

作り方

① 鶏モモ肉はひと口大に切り、塩をふって軽くもむ。
  オリーブリーフパウダーも鶏モモ肉にあえておく。
  カリフラワーは小房に切り分けておく。
   ニンニクは薄切りにする。タマネギは横にスライスしておく。

② 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて弱めの中火で熱し、香りが立ったらタマネギと鶏肉を加えて炒める。
  鶏肉の色が変わってきたら、「A」を加えて手早く炒め小麦粉を全体になじませる。

③ 水とカリフラワーを加えて中火にする。
  煮立ったら弱めの中火にして蓋をし、8~10分程煮る。
  牛乳を加え、弱火で温めて仕上げる。

【POINT】

➊ オリーブリーフパウダーを鶏肉に予めまぶしておく事で、全体に自然にオリーブの風味が行き届きます。粒子が細かいのでダマになりづらいのも特徴的です。

➋ オリーブリーフパウダーは、お好みで使用する量を増量しても良いです。

料理研究家

角田 真秀/MAHO SUMIDA

https://www.sumiyalife.com/
雑誌やWEBサイト、TV番組へのレシピ提供
企業へのレシピ監修や提供
出版社様向け料理ケータリング、料理教室開催など。

NHK「あさイチ」の料理コーナーでもおなじみです。

2015年12月に初めての著書『基本調味料だけで作る毎日の献立とおかず』(マイナビ出版)
以後、『フライパンひとつで作る炒めもの、煮もの、蒸し焼き』『片手鍋ひとつで作る炒め煮、マリネ、スープ』(主婦と生活社)『簡単!毎日楽しめる!スープの本』(エイ出版)『5分でおいしくなる煮込み あっさり塩煮と、こっくりしょうゆ煮』(学研プラス)『料理が身につくお弁当』(P H P研究所)『うまくいく台所 成功レシピと料理のコツ』(文化出版局)『塩の料理帖』(誠文堂新光社)『基本調味料だけで作る毎日のお弁当』(PHP研究所)
現在までに9冊の単行本を刊行

『暮しの手帖』(暮しの手帖社)や『きょうの料理ビギナーズ』(NHK出版)『LEE』(集英社)『オレンジページ』(オレンジページ)など話題の雑誌にレシピを継続して提供しています。

BACKNUMBER

東京産食材を味わうレシピ(by 角田真秀)

RELATED ARTICLERELATED ARTICLE

トピックス

【第7回】女性が主体となれる農業経営の仕組みづくり( 株式会社となったネイバーズファームの狙いと可能性)

トピックス

【第6回】馬と羊を飼い、穀物を育てる理想の有機農家をめざす

トピックス

【第5回】「多摩の酪農発祥の地」で、はぐくまれた有機農家たち。

トピックス

【第4回】肥料でも農薬でもない新しい資材「バイオスティミュラント」とは?

トピックス

【第3回】東京の西側、2つの有機農業

トピックス

【第2回】 “コンポストアドバイザー鴨志田純”が目指すまちなか農業

トピックス

江戸から続く循環型農法! 落ち葉をはいて堆肥にする馬場農園

トピックス

【連載第6回】「カラフル野菜で、身も心もパワーチャージ!『こびと農園』」

トピックス

【連載第5回】「人との繋がりを育み地域を元気にする直売所」

トピックス

新春特別寄稿『農業者と住民の多様な接点を作る2023年に向けて』

ページトップへ