

タラとサトイモの『オリーブ酒粕グラタン』
寒くなってくると食べたくなってくるのが、熱々の“グラタン”。
チキンやベーコンといった肉系の具材も人気ですが、今回は冬の魚タラと東京産のサトイモ(東京土垂)に、酒粕を使ったグラタンのご紹介です。
レシピの監修は、料理研究家の角田真秀さんです。

東京土垂
材料(2~3人分)
・タラ 2切れ
・サトイモ 4個
[酒粕ソース]
・酒粕 60g
・長ネギ 1本
・ニンニク ひとかけ
・豆乳 250ml
・小麦粉 大さじ2
・オリーブリーフパウダー 小さじ1
・塩 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
作り方
① サトイモは洗い、鍋に入れたっぷりの水で茹でておく。
竹串がスッと通るぐらいになったらザルに上げ、皮を剥いて薄切りにする。
長ネギは小口切りにし、ニンニクはみじん切りにしておく。
タラは表面に軽く塩をして、5分程したらキッチンペーパーで水分を拭いておく。
② オリーブ酒粕ソースを作る。
鍋にオリーブオイル、ニンニクを入れて中火にかけ香りが出てきたら、あらかじめちぎっておいた酒粕を加え、アルコールを飛ばしながら弱火でじっくり練るように炒める。
小麦粉とオリーブリーフパウダーを加えてさらに炒め、全体になじんだら豆乳を加えて伸ばす。
長ネギを加え、しんなりしたら塩で味を調える。


③ 耐熱皿にサトイモとタラを並べ、②をかけ200度のオーブンで10分程焼き色を付けて仕上げる。


【POINT】
➊ 小麦粉とオリーブリーフパウダーはダマにならないように、やや多めのオリーブオイルで炒めます。
➋ レシピではタラを使いましたが、鶏肉などとの相性も良いです。

【使用食材】
・オリーブリーフパウダー 天神山須藤園
・サトイモ(東京土垂) 天神山須藤園
▼ https://sudoen.jp/
▼ https://tokyogrown.jp/topics/?id=1180282
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料理研究家
角田 真秀/MAHO SUMIDA
https://www.sumiyalife.com/
雑誌やWEBサイト、TV番組へのレシピ提供
企業へのレシピ監修や提供
出版社様向け料理ケータリング、料理教室開催など。
NHK「あさイチ」の料理コーナーでもおなじみです。
2015年12月に初めての著書『基本調味料だけで作る毎日の献立とおかず』(マイナビ出版)
以後、『フライパンひとつで作る炒めもの、煮もの、蒸し焼き』『片手鍋ひとつで作る炒め煮、マリネ、スープ』(主婦と生活社)『簡単!毎日楽しめる!スープの本』(エイ出版)『5分でおいしくなる煮込み あっさり塩煮と、こっくりしょうゆ煮』(学研プラス)『料理が身につくお弁当』(P H P研究所)『うまくいく台所 成功レシピと料理のコツ』(文化出版局)『塩の料理帖』(誠文堂新光社)『基本調味料だけで作る毎日のお弁当』(PHP研究所)
現在までに9冊の単行本を刊行
『暮しの手帖』(暮しの手帖社)や『きょうの料理ビギナーズ』(NHK出版)『LEE』(集英社)『オレンジページ』(オレンジページ)など話題の雑誌にレシピを継続して提供しています。
東京産食材を味わうレシピ(by 角田真秀)
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