東京の林業で働く
WORK
東京で林業の仕事を始めてみたい、という方のために、林業家に就くまでのステップをご紹介します。また、林業就業希望者向けの講習や相談窓口をご案内するとともに、「林業就業のために持っているとよい資格は?」など、よくある質問とその回答を掲載しています。
就業までのみちすじ
林業に就業したい!
林業に就業したい方は林業就業希望者として就業活動をスタートします。以下のA,Bなどを経て、就業する方法をおすすめします。
※数や順番は人によって異なり、受けずに就業する場合もあります。
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Aボランティア活動で
林業体験-
ボランティア活動を通じて、林業を体験し、学び、働くイメージを持つことができます。
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B森林の仕事
ガイダンスなどに参加-
森林・林業に関する情報収集と、研修や就業への相談をします。
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林業への就業に関するよくある質間
- 林業に就業したいのですが、どうすればいいでしょうか?
- 林業に就業するには
1.各地の森林組合の現場職員になる
2.民間の造林会社、素材生産会社などの林業事業体に就職するなどの方法があります。
この中で一番採用規模が大きいものは全国に約700ある森林組合です。森林の仕事の就業情報は、各都道府県の林業労働力確保支援センターやハローワークで知ることができます。
まずは、各地で開催されるエリアガイダンス「森林の仕事ガイダンス・共同説明会」などで情報収集・相談、また「林業就業支援講習」を受講するなどによって、林業のことをある程度理解することをおすすめします。 - 女性でも就業できますか?
- 未経験の女性でも、現場作業員として就業されている方もいらっしゃいます。
林業というと力仕事のイメージがあるかもしれませんが、近年林業では機械化が進み、女性の方が活躍する場も広がっています。 - 林業就業のために持っているとよい資格などはありますか?
- ・刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育(刈払機を取り扱う資格)
・伐木などの業務に係る特別資格(チェンソーを取り扱う資格)
・車両系建設機械(整地・運搬・積込用および掘削用)特別講習
・玉掛け技能講習
・小型移動式クレーン運転枝術者講習
などがあり、これらの講習・教育を修了していれば就業上有利と考えられますが、就業後に取得する人も多数います。
事例の紹介
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東京チェンソーズ
檜原村を拠点に林業に従事している「東京チェンソーズ」は、2006年に設立され、社員の平均年齢は30代。60代以上が大半を占めるといわれる林業界では珍しい存在です。造林・育林・木材生産といった山仕事のほか、森にもっと親しんでほしいとツリークライミング体験会などの各種イベントを開催し、30年の時をかけて森林をつくるプロジェクトも進めています。写真は代表取締役の青木亮輔さん。