ご存知ですか?
東京の木多摩産材
東京都内の多摩地域で生育し、その地区で生産・認証された木材を「多摩産材」と言います。多摩地域の適正に管理された森林から生産されたことが「多摩産材認証協議会」によって証明されたものが「認証材」となります。認証材は、森林所有者から製材業者までの流通過程が登録した事業者によって行われるため、多摩産材の産地が確実に証明されます。認証材には、証明書類が添付されます。
多摩産材(産地認証製材品)
を購入するには?
多摩産材認証協議会に登録している製材業者から購入できます。
登録されている事業者等は、東京都森林協会公式サイトをご覧ください。
なお、購入時には「認証材」と指定してください。指定がない場合は証明書が付かない場合があります。
業務用は、多摩産材情報センター公式サイトをご覧ください。
多摩産材の家具・木製品を購入するには?
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多摩産材は家具や雑貨等の加工品にも幅広く利用されています。
多摩産材はこのように使われています。
店舗・にぎわい施設
多摩産材は店舗・にぎわい施設のテーブルや椅子、什器、インテリアにも幅広く利用されています。
身近な施設(駅舎・図書館・文化施設等)
東急池上線の戸越銀座駅は、多摩産材をふんだんに使用してリニューアルされました。開業から約90年が経過した駅舎は、「街になじんだ従来の駅舎の風合いを残してほしい」という利用者や地元住民の意見を参考に、駅舎の内外装やホーム屋根などに多摩産材が使用され、温かみのある親しみやすい駅舎になりました。ほかにも、多摩産材は図書館、文化施設等にも使用されています。
保育園・幼稚園など乳児向け施設
多摩産材は保育園にも利用されています。2016年10月1日に東京都議会議事堂1階に開園したとちょう保育園では、園児が使う机や椅子などに多摩産材を使用しています。
木工・工作作品
東京都は、多摩産材を身近に感じてもらい、森林の役割や木材の良さ・利用の意義を学んでもらうため、木育(もくいく)事業を進めています。その一環として開催された、都内の小学生を対象とした「多摩産材木工・工作コンクール」の受賞作品についてご紹介します。
公共土木工事
公共土木工事においても、多摩産材をさまざまな用途に活用しています。
林道
治山