6月中旬から9月中旬くらいまで摘み取り可能!

6月中旬から9月中旬くらいまで摘み取り可能!

6月中旬、梅雨とは思えないほど爽やかに晴れた日にブルーベリー摘みに出かけました。やって来たのは西武新宿線の小平駅。ここ小平市は日本で初めて農産物としてブルーベリーが栽培され、「ブルーベリー栽培発祥の地」とよばれています。目指す美園フルーツファームは駅から歩いて5分。線路沿いの広大な農園にはブルーベリーのほか、キウイやナシなどのさまざまな果樹が並んでいます。 受付を済ませたら、ちょうど1kgが収穫できる小さなプラスチック製のバケツをぶら下げてさっそく園内へ。ブルーベリーの旬は7~8月ですが、熟期が早いハイブッシュ系のオニールといわれる品種は6月半ばでもおいしそうな紫色に色付いていました(ただし、摘み取りの出来る時期は年によって異なるので事前に要確認)。摘みながらパクパク食べるのはNGですが、試食ならOK! 大きめの粒をいただいてみます。香りがよくやさしい酸味と甘味がオニールの特徴。試食後、1時間ほどかけて約2kgを摘み取りました。

ブルーベリーは摘みたてを食べるのが一番

ブルーベリーの木は大きくても大人の背丈ほど。下の方にもしっかり実が付いているので子どもでも楽しめます。7月半ばになれば、ウサギの目のように実が赤くなるラビットアイ系の品種も実を付けるので、2~3種類の食べ比べが楽しめるそうです。 美園フルーツファームのご主人・内堀さんの「ブルーベリーは摘みたてを、そのまま食べるのが一番うまい」という言葉を思い出して、受付に戻り“そのまま”食べ始めると、ついつい止まらなくなって2kgのうち300gほどを一気に食べてしまいました。おいしいだけでなく、ブルーベリーに含まれるアントシアニンは眼精疲労に効果があるといわれ、体に優しいのも嬉しいポイントです。

ブルーベリーは摘みたてを食べるのが一番

自家製ブルーベリージャム作りに挑戦

帰りの電車の中で残り1.7kgの食べ方をあれこれ考えました。今夜は“そのまま”をもう少し味わって、食後にはアイスクリームにトッピングすることに。明日の朝はヨーグルトやサラダにも。そして残った1kgでジャム作りにチャレンジしてみるつもりです。ブルーベリーに対して30%相当の重さのグラニュー糖もしくは上白糖を加えて、じっくり煮詰め、味見をしながら砂糖の量を調節すれば、自家製ジャムの完成! この先数カ月はブルーベリーの甘酸っぱさを楽しめそうです。ほかにも都内にはブルーベリー狩りのできる農園が多くあるので、みなさんも近くの農園に出かけて摘みたてのブルーベリーを味わってみてください。

自家製ブルーベリージャム作りに挑戦

体験 Memo

■ブルーベリー摘み
【所要】
時間制限なし
【料金】
入園300円、ブルーベリー1kg 2,000円(1人につき500g以上の摘み取り)

美園フルーツファーム(みそのふるーつふぁーむ)

営業時間
9~17時
定休日
日曜
電話
042-341-6286
所在地
小平市美園町2-16-10
WEBサイト
https://misono.tokyo/
アクセス
西武小平駅から徒歩5分

RELATED ARTICLERELATED ARTICLE

トピックス

「自然の近くで暮らす」ライフスタイルも魅力的に! 新規就農7年目、繁昌農園が多くの人々を引き寄せる理由

トピックス

色で楽しむ東京野菜シリーズ ~『橙色』編~

トピックス

多摩地域唯一の村、檜原村名産のコンニャク ~伝統のバッタ練り製法が生み出す本来のおいしさ~

トピックス

女性農業経営者のホンネ! ~東京農業の未来を考える「東京農村」6周年スペシャルイベント~

トピックス

調布の農家が作ったアプリが大注目! 全国3万7千の農家が使う「アグリハブ」で生産性をあげる

トピックス

色で楽しむ東京野菜シリーズ ~『あか』編~

トピックス

生ごみを宝に!市民が活躍するコミュニティガーデン ~日野市 せせらぎ農園~

トピックス

色で楽しむ東京野菜シリーズ ~「きみどり」編~

トピックス

色で楽しむ東京野菜シリーズ ~基本編~

トピックス

「ガストロノミー」が、東京農業の新たな一手となる!

ページトップへ