東京の林業を支える多摩エリア!

多摩エリアは30市町村あり、東京の西側に位置しています。
東京都にいることを忘れてしまいそうなくらい自然が多く残り、温泉や酒蔵、高尾山など見どころがいっぱいのエリアです。また林業が盛んで多摩産材の生産地としても知られています。多摩産材とは多摩エリアで生育し、生産された木材を認証した木材のことで、東京ブランドの木材です。最近では多摩産材を使った木材の「地産地消」に関心が集まっていて、雑貨やインテリア、家具までいろんな“多摩産材クラフト”が登場しています。

多摩産材で造られた施設

自然豊かな秋川渓谷沿いにたたずむ「秋川渓谷瀬音の湯」は東京都あきる野市にある温泉・食事・宿泊施設、そして地元の野菜を変える直売所が併設されている温泉施設です。アクセスは圏央道あきる野I.C.から自動車で約30分。JR武蔵五日市駅からバスも出ているので車がない方でも安心です。入浴料は大人900円(子供450円)。他にも貸切風呂もあり、ご夫婦やファミリー、若い方々など老若男女問わず、多くの人たちで賑わっていました。また建物には地元の木の“多摩産材”を使い趣のある雰囲気の空間です。今回は東京の温泉を体験してきました!

絶景を楽しめる本格温泉

地下1500mから湧き出すお湯は、アルカリ性がとても強い国内屈指の泉質と言われています。まず最初に目に止まるのが大きな窓から見える秋川渓谷の「大自然」です。内風呂は源泉掛け流しで入浴するとビックリするほど肌がヌルヌルに!これはアルカリ性がとても強く、古い角質を落としてくれているからだそうです。本当に肌がスベスベになるので女性には嬉しいですね。さらに露天風呂へ行くと大自然の絶景が目の前に!手に届きそうな場所に、生い茂る木々と秋川の透き通った水。ここが東京だってことを忘れてしまいます。この大自然の中で身も心もリフレッシュできました。

お風呂上りには美味しいお食事を

大自然の絶景とお風呂で身も心も満たされたら、次は同施設内にある「和食だいにんぐ川霧」でお腹も満たすことに。お膳物やお蕎麦、お弁当など本格料理が楽しめます。さらにここで食べられるお蕎麦は、あきる野市にある「久保島本舗」のお蕎麦を使用。「久保島本舗」の“よもぎそば”は宮内庁へ献上されたこともあるそうです。今回注文したのは人気メニューの「天ぷらせいろ」です。「生蕎麦」の爽やかな香りと風味が食欲をそそり、サクサクの天ぷらはお蕎麦との相性バッチリでした。

地元の野菜が買える直売所

温泉施設に併設されている物産販売所「朝霧」では、近隣の農家さんたちから毎朝届けられる地元野菜を購入することができます。新鮮な朝摘み野菜は季節や天候によって、その日その日によって種類や入荷される量が変わるので、売り切れてしまう場合も!なのでお風呂に入る前に購入するのがオススメです。野菜の他にも周辺地域の特産品も販売されています。さらにあきる野市と姉妹都市の「東京都大島町」の特産物も置いてあります。なんと多摩エリアで伊豆大島の特産物が購入できるなんて嬉しいですね!

取材担当者からひと言

空気が美味しい!そして地元の野菜がたくさん!そしてそしてお肌がスベスベ!レストランには地酒などもたくさんあったので、次に来る時はコテージで宿泊の予約をしてゆっくり過ごしたいと思います。

笹野美紀恵(TOKYOLOVERS NO_01)
https://tokyogrown.jp/tokyolovers/member/mikie_sasano/

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