江戸東京野菜

内藤かぼちゃ

内藤かぼちゃの特徴

信州の高遠藩主である内藤家の下屋敷が現在の新宿御苑のあたりにあり、その地で栽培されていたことから内藤かぼちゃと呼ばれています。内藤かぼちゃは宿場の名物になり、周辺農家に波及し、角筈村、柏木村で地域野菜として定着しました。西洋かぼちゃとは異なり、水分が多いのに煮崩れしにくく、ねっとりとした味わいがあり、煮物向けに最適と言われています。
早生種で、収穫時は緑色ですが熟すとともに橙色っぽい色に変化していきます。果実は外皮が薄くて果肉が厚く、熟しきった頃には果実の表面に白い粉がつきます。また実を裏返して花落ち部分をみると全体が菊の花の様に見えることから「菊座かぼちゃ」ともいわれるようになりました。

旬の時期
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