TOKYO GROWN |
東京の農林水産総合サイト

SEASON'S REPORTTokyogrown's Producers
~生産者など~

『環境と調和する農業を目指して』

農業編農業編

宮本農園

宮本 兼一さん/ MIYAMOTO Kenichi /

練馬のキャベツ

練馬区といえば、知る人ぞ知るキャベツの産地です。練馬大根の栽培が困難になったことから、その代わりとして戦後飛躍的に面積が拡大しました。今でも区内のいたるところで、住宅に囲まれたキャベツ畑を見ることができます。そこで、環境に配慮しながら練馬区でキャベツ栽培に取り組む宮本兼一さんにお話しを伺いました。

東京都GAPの取得

元々会社員だった宮本さんは35歳から実家の農業を手伝ったそうです。「最初は慣れない力仕事だらけで、2日目の朝は体が動かなく起きれなかった(笑)。」というほど大変だったそうです。農業を始めて10年間は先代の教え通りに仕事をしていたそうですが、それからは宮本さんの理念の“環境と調和した農業”を目指し、試行錯誤しているそうです。
またそんな中で東京都GAPを知り、2020年に取得。「食の安全・安心はもちろん、働く環境の安全・安心も整いました。」

▽「東京都GAP」とは?
 https://tokyogrown.jp/learning/agriculture/gap/

常に試行錯誤

宮本さんはキャベツに加えカボチャの生産も始めました。キャベツにせよカボチャにせよ宮本さんは生産性を高めるために、毎年栽培方法を変え試行錯誤しているそうです。例えば、カボチャでは肥料を減らしマメ科を一緒に植えてみたり、防草シートの上でカボチャを栽培してみたり、キャベツでは通常前年のうちにやる種まきを、年明けの2月にやってみたりと、まるで実験を楽しむかのように色々な方法を試しています。「毎年、いろんな方法を試しているんですが、野菜の出来はほとんど変わらない」そうです!

近隣住民との共存

宮本さんが栽培方法をいろいろ試しているのは生産性を上げるためだけではありません。「住宅街で農業を営むためには、近隣住民との良好な関係が大切」と考える宮本さんは、農薬を使わずに育つカボチャ(内藤かぼちゃ/江戸東京野菜)を栽培しようと決心したそうです。カボチャ栽培に農薬を使わない配慮だけではなく、畑の砂が舞って近隣住民に迷惑をかけないために、畑には防草シートを一面に貼っています。また畑の前にある介護施設に内藤かぼちゃを提供するなど、近隣住民との共存にも力を入れているそうです。


▽江戸東京野菜とは?
 https://tokyogrown.jp/product/edotokyo/

▽江戸東京野菜(内藤かぼちゃ)
 https://tokyogrown.jp/product/detail?id=888636

環境との調和

宮本さんの理念の“環境と調和した農業”の「環境」とは、自然、そして近隣住民との共存を指しているそうです。自然と調和するために目標としているのは農薬を極力使わないこと。また近隣住民に“必要”と感じてもらえる農業経営。そして次の世代の農業のための土壌作り。目の前の利益だけを追求して農薬や肥料をたくさん使うのではなく、土を休ませることも考えた栽培方法の確立だそうです。
都市農業こそ、“環境と調和した農業”はとても大切と感じました。

宮本 兼一さんへの一問一答

QUESTIONS AND ANSWERS

趣味
バイク
おすすめの江戸東京野菜
内藤かぼちゃ
キャベツの美味しい食べ方
採れたての生キャベツ

宮本農園

宮本農園

  • 電話tokyo.cabbage@gmail.com
  • 住所東京都練馬区大泉町2-57-2

ページトップへ