キク科シュンギク属に分類される植物。原産地は地中海沿岸。春に花を咲かせ、葉の形がキクに似ていることから春菊と呼ばれています。タミン・カルシウム・葉緑素を豊富に含む野菜です。西日本では1株まるごと収穫する「株張り型」が好まれますが、関東では「立性種」をコマツナと同じように数本結束した荷姿で出荷されます。春菊は独特な風味や香りがアクセントとなり、すき焼きや水炊きなどの鍋料理に重宝されるほか、近頃はパスタや肉料理の付け合せなどにもよく使われるようになりました。長時間煮込むと苦みが出やすいので、子どもなど春菊が苦手な人には、サッと茹でる程度にするのが調理のコツです。
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