チンゲン菜(青梗菜)はアブラナ科の青菜系の野菜で、中国野菜の中でも身近な野菜の1つとなっています。原産地は中国華南地方。日本には1970年代の日中国交回復の頃に入ってきたとされています。生育期間が40日から50日と短いうえ、気温の変化に比較的強いことから、ハウス栽培の活用により1年中市場に出回るようになりました。強い抗酸化作用があり、ガンや生活習慣病の予防に期待できるβ-カロテンが豊富です。葉酸やビタミンCのほか、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラル類も多く含み、ほのかに甘みがあり、煮崩れしない野菜として重宝されています。もちろん中国料理に欠かせない野菜ですが、近頃は西洋料理にも使われるようになりました。
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