佃煮作り

おせち料理でおなじみの田作り(カタクチイワシの幼魚の佃煮)をはじめ、小魚や貝類、昆布などを砂糖と醤油で甘辛く煮付けた佃煮は日本の食卓に欠かせない料理の一つ。その歴史は江戸時代、名前の通りに現在の中央区佃島の漁民によって作られたのが始まりとされています。当時の人々にとっては干物と同じように、海産物の保存食として食されていたといわれます。動画は、大正2年(1913)から江戸前の佃煮を作り続ける遠忠商店(遠忠食品直営販売店)の工場での佃煮作りの様子です。設備は近代化されても味の決め手は熟練の職人による直火釜炊き。江戸前流の伝統が守られています。

遠忠商店(遠忠食品直営販売店)(えんちゅうしょうてん えんちゅうしょくひんちょくえいはんばいてん)

営業時間
11:00~19:00
定休日
日曜、祝日
電話
03-6661-6021
所在地
中央区日本橋蛎殻町1-30-10宮島ビル1F
WEBサイト
http://enchu-food.com/
アクセス
東京メトロ水天宮前駅から徒歩2分。または東京メトロ人形町駅から徒歩5分

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