有機の王様はキノコ
青梅市の山間部にある【内沼きのこ園】は、シイタケの原木栽培を中心に、キノコの摘み取り園と取れたキノコを楽しめるレストランも経営しています。「東京だけれど牧歌的な感じが残ってるからね、癒しを求めて来る人も多いんですよ。まずは自然の中でゆっくりしてもらいたいと思って、色々楽しめるような施設を増やした感じですね」内沼さんは原木シイタケの栽培を始めて32年。「それまでは畜産業をしてたけど、バブルの時代、有機(オーガニック)がはやり始めて、興味がわいたのが始まり」とのこと。農薬とか肥料とかの問題点が指摘される中で、やはり人間にとって大切なことは自然のものを食べることではないかと思った内沼さん。「いろいろ考えるとやはり【菌食】が一番オーガニックだなと。そして、有機の王様はキノコだと思って原木シイタケ栽培を始めたというわけ。」