家庭の生ごみコンポストその行先は?
『SDGs』というキーワードの定着もあって、家庭で出る生ごみを堆肥化する「生ごみコンポスト」についての記事やコメントを見る機会が随分と増えました。
生ごみは一般的に水分量が80%ほどととても多く、焼却炉に入れると燃焼効率が悪くなってしまいます。一方、乾燥、分解するなどして土に入れれば野菜作りの資材となるということで、生ごみの堆肥化はまさにマイナスをプラスに転じる術といえます。
ライフスタイル雑誌などでも「おしゃれな」生ごみコンポスト商品をランキングで紹介するなど、環境意識の高い層にとって、いままで燃えるごみとして出していた生ごみをよりよい形で資源として土に還元していくことは常識となりつつあるのかもしれません。
しかし、実際にトライしてみると悪臭や虫の発生などのトラブルで長続きしない例も多々あります。また、せっかく堆肥化したとしても家庭菜園などの場がなければ還元する先を見つけるのも一苦労です。
これまでも日野市の「せせらぎ農園」のように市と連携して200軒ほどの家庭からの生ごみを畑に還元してできた野菜を分配するようなコミュニティ農園の取り組み、あるいは三鷹市の冨澤ファームのように生ごみコンポストメーカーと連携して、都心で回収する仕組みを作るなどの例がありますがまだまだ希少と言えるでしょう。
そんななか、最近注目度が急上昇している鴨志田さんは堆肥づくりを通じたコミュニティを作っていくことで、まちなかの農地の価値をより大きくしていこうと活躍の場を広げています。
第2回目の勉強会ではその取り組みの実際について伺うことにしました。







