日本の食卓となじみ深い大根
おでんや煮物、焼き魚に添えられる大根おろしやサラダにたくあん、切り干し大根など、みんながよく食べる野菜です。
そんな大根ですが、全国各地で200を超える固有の品種があると言われています。現在では育てやすさが優先され、日本国内の市場に流通する大根の90%以上が青首大根です。一方で東京にも古来の品種の大根が存在し、有名なところでは、練馬大根や亀戸大根、そのほかにも大蔵大根や汐入(しおいり)大根、荒木田(あらきだ)大根、志村みの早生大根、東光寺大根など所縁の地名がついています。