少しずつ秋めいてきて、1日の寒暖の差を肌で感じるようになってきたこの時期、なんだか疲れやすいと感じている方も多いのでは。
そんな時は、体内の疲労物質を分解する働きがあるお酢を使った料理を、食事に少しだけ取り入れてみませんか。
今回は市販の出汁パックを使い、お野菜をオリーブオイルで焼くことで酸っぱさを抑えた『ラテナスとカリフラワーの出汁ピクルス』を紹介いたします。
ラテナスは、純白でつやのあるイタリアの白ナスです。
今回のレシピは、普通のナスでも美味しく作れますが、えぐみが少なく、加熱するととろける食感になり、甘みが引き立つラテナスをお勧めします。
材料(3〜4人分)
・ラテナス 2本
・カリフラワー 中サイズ1個
・玉ねぎ 中1/2個
・塩 小さじ1/2程度
(ラテナス塩もみ用)
・オリーブオイル 大さじ2
〇 ピクルス液
・水 600㏄
・だしパック 2袋
・ニンニク 1片
・唐辛子 2本
・かぼす 1~2個
※他の柑橘でも良い
・ローズマリー 1~2枝
※お好きなハーブに変更しても良い
・ローレル 1枚
(ローリエ/月桂樹の葉)
※ローズマリーやローレルなどのハーブは、市販のドライハーブでも応用できます。
◯ 調味料
・お酢 200㏄
・塩 小さじ2
・てんさい糖 大さじ4
(砂糖)
・うすくち醤油 小さじ2
作り方
1.ラテナスを厚さ1㎝の輪切りにし、大きいものは半分にカットしてバットに並べ、全体に塩小さじ1/2をふって30分ほど置く。
2.カリフラワーを食べやすいように小房に分け、沸騰した湯に入れ、1分半茹でてザルにあげ、自然に冷ます。
3.玉ねぎは5㎜ほどの厚さにカットする。
4.1のラテナスを手でギュッとしぼり、水気をきっておく。
5.ピクルス液を作ります。
鍋に水600㏄とだしパックを入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして5分ほど煮出し、ニンニク、唐辛子、ローレル、調味料を入れて火を中火にし、調味料を溶かす。沸騰しかけたら火を止め、だしパックを取り出す。
6.フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れて火にかけ、4のラテナスを敷き詰めて両面に少し焼き色がつくように焼き、焼けたものからピクルス液に入れていく。
7.ピクルス液に、玉ねぎ、茹でたカリフフラワー、ローズマリー、2mm程度の厚さにスライスしたかぼすを入れて冷ます。
粗熱をとってすぐでも食べられますが2〜3時間おくと味がしっかり染みます。
1週間ほどを目安に食べきってください。
保存は、冷蔵庫でお願いします。
酸っぱいものはチョット苦手という方でも食べやすく、副菜の一つに取り入れていただけると嬉しいです。
今回は、毎週火曜日に開催されている立川のGREEN GROWN MARCHE!で、東京西洋野菜研究会さんの、「ラテナス」「カリフラワー」「ローズマリー」と「ローレル」を使用させていただきました。
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3x3 Lab Future キッチンコーディネーター
鬼丸 美穂/ONIMARU MIHO
料理研究家/千代田区大手町にある「3×3 Lab Future」のキッチンコーディネーター。
様々な国や地域で食べられている料理を作り・コミュニケーションを生み出すことが楽しみであり仕事。
東京産食材や生産者に興味深々。
GREEN GROWN MARCHE!
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3x3 Lab Future
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