開催に先立ち、東京都から出展する2事業者をご紹介します。
① 一般社団法人kitokito
『林福連携』の取組を実践するkitokito。代表理事の野口省子さんにお話を伺いました。
野口さん:『木のコンシェルジュ事業』と『福祉事業』の2本柱で事業を行っております。
2017年4月から個人事業主となりましたが、福祉事業に携わった経験はありませんでした。縁あって、2021年3月に他社の木工を中心とした福祉作業所に勤務していた現施設長に声をかけていただき、2022年9月より一緒に福祉作業所を持つ法人として始動しました。
『農福連携』という言葉は耳にするようになりましたが、『林福連携』となると、まだまだ珍しいのが現状です。
又、福祉事業をするにあたり現在は補助金も無く急にハードルが上がります。たまたま条件にあう補助金を見つけられたり、地域の方と連携できたり、幸運が重なり今の形で運営できるようになりました。
kitokitoでは、高品質、持って嬉しいデザインをコンセプトに商品開発しています。福祉作業所だからと妥協するのではなく、 利用者さんには技術を磨いていただくとともに、営業や口コミで仕事を確保することにより、高い工賃をお支払い出来るように努めております。
「東京の木 多摩産材」の製品を中心に、他県産材での製作も承っております。福祉作業所(Wood Factory)での高品質な木製品の製作と合わせて、皆様の思いを形にしてお届け致します。
小物木製品から大型木製品まで、又、木育活動のお手伝いもいたしておりますので、木に関することでどこへ相談したら良いか迷ったら、是非kitokitoへお声かけ下さい。