『切って楽しむ東京野菜』

管理栄養士、お野菜料理家のいまむらゆいです。
食育コラム【東京の恵みdeおうち食育】の第2シリーズ、切って楽しむ東京野菜の第7弾をお届けします。このシリーズでは、野菜を切ることで発見できる、五感を使った野菜の楽しみ方をご紹介します。
今回ピックアップする野菜は「カラフル大根&カブ」。大人も子どもも楽しみながら、カラフルな大根とカブの魅力を再発見していきましょう!

採れたて野菜で生命力を感じる

近くの畑で採れた鮮度のよい野菜に触れてみると、こんなにも野菜はいきいきしているのかと、びっくりした経験はありませんか?野菜本来の姿は、生命力でいっぱいなのです。
そのパワーあふれる野菜に触れて、観察して、調理して、食べることによって、不思議と元気が出てくるのも気のせいではないかもしれません。

食育の第一歩は、そんな生命力のある野菜たちに触れるだけでも十分。東京であれば東京の新鮮な野菜と触れることがオススメです。

白、赤、紫、緑…根菜で色遊び!

(今回使用した野菜は、青梅市・繁昌農園の野菜)

大根やカブといえば、白色が定番の色。ですが最近では、紫や赤、緑、黒など様々な色を目にする機会が増えてきました。
野菜の色は食卓を華やかにし、体にも心にも元気をくれる色です。今回は、そんなカラフルな大根やカブに触れて、おうち食育を楽しんでみましょう!

カラフルな大根とカブをじっくり観察して、調理して、味わってみよう!

形をじっくり比べてみよう!

スーパーでもよく見かける白くて大きな青首大根。それに比べて、赤くて小さくて丸いラディッシュ(別名・二十日大根)。真ん中は紫と白の色合いが美しい日野菜カブ。それぞれの特徴をじっくり観察してみよう!肌触りの違いも比べてみてね。

葉っぱの筋は何色かな?形はどうかな?

今度は葉っぱをじっくり見てみよう。葉の真ん中の筋に色が付いていたり、葉の中でも違う形のものがあるのが分かるかな?どうしてそうなっているかを考えてみるのも、新たな発見に繋がるかも!

輪切りにして観察してみよう!

切る前に中身の色を予想してみよう!切ってみて、自分の答えは当たっていたかな?輪切りの野菜をよーく見てみると、うっすらとキレイな模様が見えてくるよ。

縦切りにして観察してみよう!

次は縦切り!輪切りとは違う模様が出てくるよ。葉が繋がったまま切ってみると、どのようにして葉と根が繋がっているかがよく分かるはず。色のグラデーションもキレイだね!

カラー大根の食育レシピ

カラフル大根とカブを使ったオススメの食育レシピを簡単にご紹介します!じっくり観察したあとは、料理を楽しんでみましょう!

【ラディッシュの葉つきソテー】

ラディッシュを葉付きのまま縦に半分に切り、オリーブオイル、少量の水、塩と一緒にフライパンで蒸し焼きに。半透明になったら、フタを外して水分をとばして軽く焼いたら出来上がり。蒸して焼くことで、ラディッシュの色味が宝石のようにキラキラ鮮やかな仕上がりになりますよ。

【栄養満点!カブの葉とひき肉のおかかふりかけ】

カブの葉または大根葉をひき肉、ちりめんじゃこ、かつお節、ごまと合わせて、少量のごま油で炒めます。塩や塩麹で味を整え、香りづけのしょうゆを最後にさっと加えれば完成。ミネラル豊富な葉に、栄養豊富な食材を組み合わせて、満足感も抜群です。ごはんが進むオススメふりかけです。

まとめ

親しみのある白い大根やカブ以外にも、赤や紫色といった個性豊かな根菜があります。さらに、葉付きの状態で根菜に触れることによって、畑で育つ野菜の姿も想像できるはず。より楽しく学びのある食育の時間を過ごすことができます。
色も味も形も違うけれど、同じ根菜の仲間たち。よく観察して、調理して、食べて、親しみを深めてみてくださいね。

管理栄養士

今村 結衣/IMAMURA YUI

管理栄養士、お野菜レシピ考案家。
カット野菜工場など青果物流通業の会社員を経て、現在は野菜の切り方教室や記事執筆など野菜に関する分野を中心に活動している。野菜を美味しく食べることが生きがいで、素材の味を生かしたレシピ作りが得意。
Instagram【 #ぽんレシピ 】で170レシピ以上公開中。一児の母。

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東京の恵み de おうち食育

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