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『東京湾での釣りの楽しさを知ってほしい』

水産業編水産業編

屋形船・釣り船 芝浦石川

石川 威夫さん/ ISHIKAWA Izuo /

気軽に東京湾で釣り体験

東京芝浦で大正8年から続く「芝浦石川」。屋形船や遊覧船で隅田川やお台場をめぐるコースは、季節ごとに楽しめる風景や新鮮な魚料理など、幅広い世代から人気を集めています。さらに、東京湾での釣りが楽しめる釣り船も用意。週末を中心に、子供から大人まで気軽に海釣りを楽しめます。
そこで、JR田町駅から徒歩約7分とアクセスも抜群の都心に位置する釣り船店の4代目、石川威夫さんにお話を伺いました。

東京湾で何が釣れるの?

「東京湾は、いろいろな魚が釣れますよ。イシモチとかアジとかね。内湾と外洋では生息する魚が違うから獲れるものも違いますが、芝浦運河でトビウオがタモ網にかかったこともあります。大物というよりは、小さ目の魚がいろいろと釣れますね。だから、『次は何が釣れた?』みたいな楽しみ方ができるのも魅力のひとつ。初心者は、餌や魚を触るのが最初は怖いってことも多いけれど、女性はすぐに慣れる人が多いですね。料理で魚に触る機会が多いからなのかな」
付け餌で魚を誘って釣る基本的な釣りは“江戸前釣り”とも呼ばれるそうで、船上では石川さんが参加者に丁寧に釣り方のポイントを教えてくれます。
「初心者でも、基本に忠実にやっていれば釣れます。天候や状況次第ではあるけれど、せっかくなら体験に来てくれた全員に釣ってほしいし、釣りの楽しさも知ってほしいなと思っているんですよ」

設備も充実の釣り船

釣り船体験の魅力のひとつは、手ぶらで気軽に楽しめるところ。竿や仕掛け、ライフジャケットなど、必要なもの一式を借りて、いざ出発!という感じです。
「うちでは、仕立て釣り船“快速石川丸”に乗船してもらって釣りに出ます。船内には水洗トイレもあるし、広々とした個室もあって、設備もなかなか充実しています。船酔いを心配する人も多いですが、ポイントに着くまでの移動で酔う人はあまりいませんね。釣りのポイントに着くと、海上独特の波の揺れが感じられますが、釣りに夢中になっていると気にならないっていう人も多いです。一応、乗り物酔いしやすい人には事前に酔い止め薬を飲んでくるようにお伝えしています。楽しんでもらうためには、体調万全で参加してほしいですからね。一度船酔いが始まってしまうと、やっぱり楽しめなくなってしまいますから」

歴史ある釣り船を代々繋げて

「もともとは、初代が海苔の養殖から始めた会社ですが、海苔が少なくなったので釣り船を増やしたり、屋形船を始めたりしたんです。海苔の養殖をしていたのは、父の代が最後くらいだったんじゃないかな。また、自分も子供の頃から一緒に釣り船に乗っていたので、この仕事に就くのは自然な流れでしたね。釣りも海も大好きだし。子供の頃から英才教育されていた感じですよ(笑)。今も、ほとんどの時間を海上で過ごしていますね。自分の子供たちも釣りが好きで一緒に船に乗るので、この仕事を継いでくれたら嬉しいなあと思っています。新しいことを始めるのもいいけれど、今あるものを残していけたらいいなと思いますね。そのためにも、この仕事を長く続けてしっかり次に繋いでいくことが、私の目標のひとつです」

石川 威夫さんへの一問一答

QUESTIONS AND ANSWERS

好きな食べ物はなんですか?
やっぱり魚ですね。刺身で食べるのが一番好きです。
どの種類の魚が好きっていうのは特にないんですが、魚は本当に美味しいなあと思いますね。美味しい魚に恵まれている環境、というのもあるんだと思いますが。
お休みの日の楽しみはなんですか?
休みの日は、他の海に釣りに行くんですよ。仕事も釣りなら、趣味も釣り。プライベートでは大物を釣るのが目標で、マグロやカジキを釣りたいと思っているんです。以前自分で釣ったマグロの尻尾を、船着き場に飾ったりもしてますよ。
たまに足で操縦していましたがどうしてですか?
座って操縦しているよりも、立って操縦した方が視界が開けるからです。たまに丸太が浮遊していたりして危険なので、慎重に操縦したい時ほど足でやります。見た目にはふざけているみたいに見えるかもしれないけど、足で操縦している時の方が真剣かもしれません(笑)。

屋形船・釣り船 芝浦石川

屋形船・釣り船 芝浦石川

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