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新鮮でみずみずしいピーマンやナスは、夏場の水分補給にもぴったりの食材です。畑からの距離が近く、鮮度抜群な状態で手に入る「東京産」だからこそ、本来のおいしさを損なうことなく味わいたいもの。今回は、旬のピークを迎えてますます味わい深くなっている、東京産ピーマン・ナスの上手な「選び方」と、鮮度をキープする「保存法」をご紹介します。

ピーマンは249トン、ナスは5,737トンもの収穫量がある

東京都農作物生産状況調査(令和6年産)によると、東京都内でピーマンが作付されている面積は1,322アールで、年間の収穫量は249トンとなっています。ナスについては、作付面積8,720アール、収穫量はなんと年間5,737トンもあることに驚きを隠せません。

東京産ピーマンの収穫時期は6月から10月初旬頃、ナスは6月から11月中旬頃となっています。ピーマンもナスも、出始めの時期は皮がやわらかく、終盤に近づくにつれて皮がかたくなってきます。旬のピークをむかえる7月以降は、程よい歯ごたえと風味を楽しめる時期です。東京で採れた新鮮なピーマン・ナスを入手できたら、食感の変化で季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょう。

東京産のピーマン

ピーマンは東京都全域で栽培されていますが、最も収穫量が多い市区町村は町田市(34トン)です。次に多いのは八王子市(20トン)、小平市(13トン)、三鷹市(13トン)と続きます。23区内では、練馬区(8トン)や世田谷区(7トン)で多く作られています。

ピーマン

鮮度のよいピーマンの選び方と保存法

◆鮮度のよいピーマンの選び方
ピーマンは、鮮度降下に比例して、味も落ちてしまう野菜です。新鮮なピーマンを見分けるには、ヘタと皮を要チェック。皮にハリとつやがあり、ヘタの切り口がみずみずしく黒ずんでいないものが新鮮な証です。また、ヘタのまわりが盛り上がっていて、手に持ってずっしりと重さを感じるピーマンは、豊かな風味が感じられます。

ピーマン

◆ピーマンの保存方法
ひとつずつ新聞紙かペーパータオルに包んでポリ袋に入れ、野菜室で保存を。または、縦半分にカットして、ヘタ・種・ワタを取り除き、氷水に浸した状態での冷蔵保存もおすすめです。ピーマン特有の苦みがやわらぎ、独特のパリパリ食感が楽しめます。肉味噌などお好みのディップソースをつけて食べるとあっという間に大量のピーマンが消えていきます。ただし、氷水は毎日入れ替えて2〜3日以内に食べ切るようにしてください。

東京産のナス

ナスも東京都全域で栽培されています。一般的な品種の他に、江戸東京野菜に登録されている伝統品種「寺島ナス」を栽培している地域もあります。

都内でトップの収穫量を誇るのは、八王子市(950トン)です。次は町田市(703トン)、青梅市(469トン)と続きます。

東京産のナス

鮮度のよいナスの選び方と保存法

◆鮮度のよいナスの選び方
ヘタの切り口がみずみずしく、ガクにピンと尖ったトゲがあるものは鮮度抜群です。トゲが指に刺さらないよう注意して取り扱いましょう。皮にハリとつやがあり、手に持ってずっしりと重量感があるものは、食味がよいと言われています。

なすのヘタ

◆ナスの保存方法
ナスは冷やしすぎると低温障害を起こし、種が黒ずんだり、傷みが早くなったりします。1本ずつ新聞紙かペーパータオルに包んでポリ袋に入れ、野菜室で立てて保存して4〜5日以内に食べ切りましょう。大量にあって食べきれない時は、カットして乾物や漬物などの保存食にする方法もあります。

採りたての東京産野菜は、夏の水分補給にも役立つ

ピーマンやナスなど夏のぶら下がり野菜は、新鮮であるほど水分も栄養価もたっぷりと含まれています。東京産の野菜は、畑で収穫してから店頭に並ぶまでの距離と時間が短いことが特徴です。水分や栄養価の損失も最小限と言えるでしょう。鮮度あふれる東京産ピーマン・ナスで、夏のからだを癒してみてはいかがでしょうか。

東京産の野菜を扱う飲食店・販売店は、TOKYO GROWNでもご紹介しています。お近くの店舗検索にお役立てください!

今後、東京産ピーマンやナスを使用したレシピ記事もお届けする予定です。
この後の記事もぜひチェックしてみてください!

タナカトウコ/Toko Tanaka

フード系ライター。著作に「旬野菜のちから−薬膳の知恵から−」「毎日おいしいトマトレシピ」等がある。日本野菜ソムリエ協会発行「野菜ソムリエ通信」編集担当。保有資格は、野菜ソムリエプロ、漢方臨床指導士、薬膳アドバイザー、他多数。現在は社会人大学生として地理学を勉強中。

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東京産をおいしく食べる

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