ごはんの支度が面倒だなと思う日、どうしてますか?
私は近所の直売所に足を運びます。
いきいきした野菜が並んでいるのを見ていると、なんだか元気が出てきて、こんなふうに食べてみよう、とやる気がわいてくるんです。

今日は、柔らかいにらがあったらよく作るタレをご紹介します。
このにらダレ、ただ刻んで混ぜるだけですが、こんなふうにお肉のソテーにかけるほか、揚げたお肉やお魚、麺のたれ、納豆に入れたり、お豆腐にかけたりととっても便利。
毎日食事をゼロから作るのは大変だけれど、冷蔵庫にこんなストックがあると楽な気持ちになれるはず。日持ちもするので、ぜひ色々なものにかけて、楽しんでくださいね。

材料(作りやすい量)

・にらダレ
  にら        100g
  しょうゆ      50㏄
  米酢        25㏄ 
  EXVオリーブオイル  25㏄
  塩         少々 
  唐辛子       お好みで

・鶏むね肉       1枚
・にんにく       1かけ
・塩          適宜
・オリーブオイル    大さじ1強

作り方

① にらダレをつくる。にらは細かく刻んで保存容器に入れ、分量の調味料を入れ、混ぜる。

② 鶏むね肉は焼く前に常温に戻しておき、余分な脂肪があれば除いて塩をふる。フライパンにオリーブオイルとつぶしたにんにくを入れ、弱火にかける。香りがたったら火を強め、鶏肉の皮目を下にして、中火で5~6分ほど焼く。
皮目がかりっと焼けたらひっくり返し、3~4分ほど焼いて、火を止める。竹串をさして透明な汁がでてきたらOK。そのまま5分ほど置いておく。

③ お肉を好みの厚さにカットして、にらダレをたっぷりかけてどうぞ。

【POINT】

▪にらと調味料を合わせたとき、水分が足りなく感じるかもしれませんが、あとから出てくるのでそのままでOKです。冷蔵庫で5日ほど保存可能。
▪上記は300g程度の鶏むね肉を鉄のフライパンで焼いた際の目安です。鶏肉は大きさや温度、フライパンの材質などによっても火の通りが変わるので、皮目ぱりっと、中しっとりになるようにトライしてみてください。すぐ切らずに少し休ませることで肉汁が流れず、しっとりと仕上がります。

使用食材

・にら   生産者:東京都小金井市 土屋正子さん
[購入場所]  JA東京むさし「小金井ファーマーズマーケット ムーちゃん広場」
        https://www.jatm.or.jp/economy/koganei.php

小金井市 土屋正子さんの農園にて(撮影:大沼ショージ)

料理家 エッセイスト

藤原 奈緒/NAO FUJIWARA

Cooking heals yourself. “料理は自分の手で自分を幸せにできるツール”という考えのもと、商品開発やディレクション、レシピ提案、教室などを手がける。
東京・小金井市で「あたらしい日常料理 ふじわら」という
家庭のための調味料のブランドを主宰。
共著に「機嫌よくいられる台所」(家の光協会)がある。
https://nichijyoryori.com/
https://www.instagram.com/nichijyoryori_fujiwara

家庭のごはんをおいしく、手軽に。
ふじわらのおいしいびん詰めは、オンラインストアと実店舗・全国の取扱店にて販売中。
https://fujiwara.shop/

BACKNUMBER

野菜がおいしい!藤原奈緒の直売所からはじめるレシピ

RELATED ARTICLERELATED ARTICLE

トピックス

「自然の近くで暮らす」ライフスタイルも魅力的に! 新規就農7年目、繁昌農園が多くの人々を引き寄せる理由

トピックス

色で楽しむ東京野菜シリーズ ~『橙色』編~

トピックス

多摩地域唯一の村、檜原村名産のコンニャク ~伝統のバッタ練り製法が生み出す本来のおいしさ~

トピックス

女性農業経営者のホンネ! ~東京農業の未来を考える「東京農村」6周年スペシャルイベント~

トピックス

調布の農家が作ったアプリが大注目! 全国3万7千の農家が使う「アグリハブ」で生産性をあげる

トピックス

色で楽しむ東京野菜シリーズ ~『あか』編~

トピックス

生ごみを宝に!市民が活躍するコミュニティガーデン ~日野市 せせらぎ農園~

トピックス

色で楽しむ東京野菜シリーズ ~「きみどり」編~

トピックス

色で楽しむ東京野菜シリーズ ~基本編~

トピックス

「ガストロノミー」が、東京農業の新たな一手となる!

ページトップへ