トマトのお味噌汁、飲んだことはありますか?
だしにきゅっとした酸味とうまみが溶けだして、からだにすっと入っていく。ひと口のんで思わず声が出てしまう、湿気に弱い私にとってはお守りのような料理です。
夏野菜でつくるお味噌汁は、冷たくしてもおいしい。暑い朝、冷やしておいたお味噌汁を飲んで出かけたら、1日元気に過ごせそうです。

意外と長いトマトの旬も、もうそろそろ終わりごろ。お値段も控えめになってきます。この時期のトマトは炒めものやソースにするのもおすすめ。
調理法によりさまざまな魅力を見せてくれるのも野菜のいいところ。季節の変わり目、旬の野菜に力をもらって暑い夏に備えましょう。

材料(作りやすい量)

・いりこ    10~12本
・水      800㏄
・トマト    1個(200~250g)
・味噌     50~60g

作り方

① 鍋に分量の水といりこを入れて、中火にかける。ふつふつしてきたら弱火にし、10分ほど静かに煮る。

② トマトは放射状に8~10等分に切る。①の鍋に入れて、少しだけ火を強め、表面が波立つくらいの火加減で3~4分煮る。トマトの味がだしにうつったら、味噌を優しく溶いて、好みの濃さに加減してください。

【POINT】

▪おいしいいりこを選ぶのがポイント。身が銀色に光っている鮮度の良いいりこを使えば、頭とワタをとらなくても、いりこを入れたまま煮ても、おいしくいただけます。
▪いりこをひと晩水につけておく場合は、量を2/3くらいに加減して。沸騰したら弱火で煮出さず、すぐトマトを入れてOKです。
▪だしは決して煮立てないこと。同様に、具材とだしを優しく煮てあげることで、トマトのエキスがよくだしに沁み出ます。
▪トマトの味によって仕上がりが変わるので、みその量は味見をしながら加減してください。しそ、ズッキーニなど季節の野菜を入れてもおいしいです。

使用食材

・トマト  生産者:小平市 中村浩平さん
[購入場所]  JA東京むさし「小平ファーマーズマーケット ムーちゃん広場」
        https://www.jatm.or.jp/economy/kodaira.php        

料理家 エッセイスト

藤原 奈緒/NAO FUJIWARA

Cooking heals yourself. “料理は自分の手で自分を幸せにできるツール”という考えのもと、商品開発やディレクション、レシピ提案、教室などを手がける。
東京・小金井市で「あたらしい日常料理 ふじわら」という
家庭のための調味料のブランドを主宰。
共著に「機嫌よくいられる台所」(家の光協会)がある。
https://nichijyoryori.com/
https://www.instagram.com/nichijyoryori_fujiwara

家庭のごはんをおいしく、手軽に。
ふじわらのおいしいびん詰めは、オンラインストアと実店舗・全国の取扱店にて販売中。
https://fujiwara.shop/

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野菜がおいしい!藤原奈緒の直売所からはじめるレシピ

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