きびしい暑さが続きますね。みなさん、お加減いかがでしょうか。
わたしは北国で生まれ育ったのですが、上京した夏に猛暑を体験して、想像を超える暑さと慣れないクーラーに、ほんとうにこたえてしまいました。いろいろと工夫をしたなかで、ゴーヤを食べると体が楽になるな、と気が付き、それからは毎日すりおろしてレモン水で割って飲んでいたほど。それから何度も夏を乗り越え、暑さにはずいぶん慣れましたが、こんな猛暑の折は今でもよく手に取ります。
今回は、わたしの好きな食べ方をご紹介しますね。ゴーヤとクミンのエキゾチックな香りが好相性。オクラを入れてもおいしいですよ。5分で作れて、ビールにぴったり。あと1品、というときにも。
ゴーヤの時期もそろそろおしまい、秋風まであと少しです。
材料(作りやすい量)
・ゴーヤ 中1本(種をのぞいて200g程度)
・クミンシード 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 3つまみ
作り方
① ゴーヤは種をとって1センチの厚さに切る。
② フライパンにオイルとクミンを入れて、弱火にかける。クミンがうっすら色づき、しっかり香りがたったら火を強め、ゴーヤを一気に炒める。ゴーヤの表面が透明がかった状態になったら塩をふって、できあがり。
【POINT】
▪少し厚めに切ることで、歯ごたえは残しつつ、クニッとした独特の食感に。クミンの香りとのバランスも◎
▪クミンシードはスパイスがはじめての方にもおすすめ。残ったら、ねぎやかぼちゃなど、季節の野菜と炒めてみてください。
使用食材
・ゴーヤ 生産者:国分寺市 清水農園さん
[購入場所] 国分寺清水農園直売所
https://www.instagram.com/shimizu_ya31/
https://tokyogrown.jp/topics/?id=1348263
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料理家 エッセイスト
藤原 奈緒/NAO FUJIWARA
Cooking heals yourself. “料理は自分の手で自分を幸せにできるツール”という考えのもと、商品開発やディレクション、レシピ提案、教室などを手がける。
東京・小金井市で「あたらしい日常料理 ふじわら」という
家庭のための調味料のブランドを主宰。
共著に「機嫌よくいられる台所」(家の光協会)がある。
https://nichijyoryori.com/
https://www.instagram.com/nichijyoryori_fujiwara
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