THE 東京仕事人「江戸からの伝統をつなぐ東京しゃも」

江戸を代表する味とも言われる軍鶏(しゃも)。もともとは主に闘鶏用として改良されてきましたが、その肉の美味しさから「シャモ鍋」は江戸の名物料理とも言われてきました。戦後、ブロイラーが大量に入って来てから、昔ながらのしゃもの味わいを持つ鶏肉の復活を望む声が高まるなか、旧東京都畜産試験場(現在の東京都農林総合研究センター)が中心となり、「東京しゃも」として江戸伝統の鶏肉を蘇らせました。現在は、東京しゃも生産組合員が育成しています。その、東京しゃも生産組合の組合長を務めるのが浅野養鶏場の浅野良仁さんです。

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