いきいきお魚センター

伊豆諸島初!「見えベジ」で三宅島の直売所を見える化

 三宅島は、東京から南へ約180kmに位置する、山手線の内側とほぼ同じ大きさの島です。2000年の噴火による全島避難が記憶に新しい活火山の島ですが、現在は火山ガスの影響も収まり、かつての日常を取り戻しつつあります。

  三宅島の南西に位置する「阿古(あこ)地区」。客船が停泊する錆ヶ浜(さびがはま)港の、船客ターミナルのはす向かいにある「いきいきお魚センター」では、鮮魚等の海産物や、牛乳せんべいなどのお土産の販売に加えて、農産物の直売も行っています。

 新鮮な直売野菜はもちろん、特産品であるアシタバやパッションフルーツ、マンゴー、マイヤーレモン等のカンキツ類など、時期に応じた三宅島ならではの農産物を買えることも魅力です。


 いきいきお魚センターでは今年の6月中旬から、島しょ部で初めて「見えベジ」を導入しました。「見えベジ」は東京都、東京大学、Veggie株式会社などが共同開発したシステムで、WEBカメラで撮影した売り場の様子をブラウザアプリ「チョクバイGO!」で確認することができます。売り場を見える化したことで、農家は自分の商品の売行きを見て補充ができるようになり、消費者は売り場を確認して、お目当ての商品を見つけてから買いに行けるようになり、直売所の利便性が向上しました。


 三宅島の直売所の様子は、QRコードをスマホで読み取るか、WEBサイト「チョクバイGO!」にアクセスすることで確認できます(https://veggie.co.jp/directSales/6Kjej8Mdy1eamVfio5UJ)。

 現在は、いきいきお魚センターに加えて、一般社団法人三宅島農業振興会で運営する「ファーマーズマート」の直売所の様子も試験的に配信中です。都内の直売所とは一風変わった商品が並ぶ売り場を見て、おうちに居ながら南国情緒に触れてみるのもいいかもしれません♪

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