実は知らない、シイタケの"故郷"のこと
スーパーの売り場に、当たり前のように並んでいるシイタケ。煮物にも、焼き物にも、味噌汁にも。気づけば、わりと頻繁に食卓にのぼる食材です。けれど、そのシイタケがどこで、どんなふうに育てられているのか、考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。私もその一人でした。
原木と菌床という言葉は聞いたことがあります。頭の中にはぼんやりとしたイメージがありますが、実際にどちらが主流なのか意識したことはありませんでした。
調べてみると、原木シイタケは全体の約5%しかないのだそうです。もしかしたら、口にしたことがないという人も多いかもしれません。
そんな原木シイタケを東京・青梅の山で育てている農家さんがいると聞き、取材に伺いました。
駅から車を走らせ、山道を登っていくと、聞こえてくるのは川のせせらぎ。窓を開けた瞬間、ひんやりとした空気が流れ込みます。街の暑さとは少し違う夏がそこにありました。深い緑に囲まれた山の中に、守屋きのこ農園はありました。






