東京が誇るブランド鶏「東京しゃも」とは
江戸時代、闘鶏につかわれていた軍鶏(しゃも)を「しゃも鍋」で食すのが、江戸っ子にとって人気のグルメだったことが当時の文献に記録されています。
しかし、明治、大正、昭和と時代を経るなかで、その食文化は次第に衰退。昭和40年代には、鶏肉は生産コストが低く、大量生産に適したブロイラーが中心となっていました。
一方で、淡白な味わいのブロイラーに対して、コクがあって味がよく、江戸の伝統を受け継ぐ「しゃも」の味を復活させたいという声も高まっていきます。その声に応える形で、旧東京都畜産試験場(現東京都農林総合研究センター)を中心に研究が重ねられ、昭和57年に現在の交配方法を確立。昭和59年に「東京しゃも」として流通が始まりました。令和元年には、地理的表示(GI)保護制度に基づく登録も受けています。







