「ワケネギ」と「ワケギ」、「アサツキ」の違いってナニ?
ワケネギとワケギ、アサツキって、全部違う種類だって知ってました?
ワケネギは、青い葉っぱまでおいしい京都の九条ネギの仲間です。1本が数本に枝分かれする「分けつ」が多い青ネギで、柔らかいため、ぬたや鍋ものに向きます。昭和の初め頃、ワケネギは葛飾区や足立区周辺で栽培され、現在では府中の辺りが産地になっています。
ワケギは、ネギと玉ネギ(エシャロット)の雑種で、種で増やさず、鱗茎と呼ばれる小さな球根で増えます。
アサツキは、もともと山に自生していた山菜で、ヒガンバナの仲間です。葉の直径が2〜3mmと細身で、地下にラッキョウ型の球根があります。