パプママ:あら、ソフトクリームだって。道の駅みたいで楽しいわね!
リカちゃん:ほんとだ~!食べた~い!!
東京は、親子で楽しめる直売所がいっぱいだ!
美味しくて、楽しくて、食育にもなる。直売所は、一石二鳥にも三鳥にもなるそんな場所。
今日は、トウモロコシが大好きなリカちゃんのために美味しいトウモロコシを求めて、あきる野市・秋川ファーマーズセンター(JAあきがわ運営の直売所)へやってきました。
トウモロコシ街道とも呼ばれる五日市街道沿いに見つけた大きな看板、大きな駐車場、そして大きな建物。これは期待ができそう♪
【パプママとリカちゃんのプロフィール】
パプママ:野菜が大好きな30代。多摩エリアのとある街に住んでいる。平日は都心で働いているので、リカちゃんと一緒に街ブラする休日が宝物。
リカちゃん:小学3年生。明るい性格で、たまにちょっと大人びたところを見せる。ほんとは家でゲームをして過ごしたい。
パプママ:そうね~、でもまずはお店の中を見に行きましょ!
パプママ:広いわ。なんだか陳列も賑やかでかわいくてついついお土産を買いたくなっちゃう店内だわ。
リカちゃん:秋川日帰り旅行だね!
秋川ファーマーズセンター センター長 濱名敬春さん(以下、濱名さん):いらっしゃいませ~。まさにここはお土産コーナーなので秋川物産を楽しんでください。
奥がJAの加工品コーナー、一番奥が野菜直売になっています!
パプママ:今日はトウモロコシを買いに来たんですが…野菜以外にもこんなに色々売ってるんですね!ワクワクしちゃうわ。あら、この生姜ドレッシング美味しそう。
濱名さん:これはJAあきがわ管内の生姜を使った、JAあきがわのオリジナル商品です。醤油ベースの和風ドレッシングなのでお肉やお魚にも美味しいですよ。
濱名さん:さて、早速お目当てのトウモロコシですね!ちょうど今、朝一の入荷分が売り切れて、二回目の陳列をしているところですね。
パプママ:え!そんなに早く売り切れちゃうんですか!?
濱名さん:9時のオープンから30分くらいで一度売り切れてしまって、午前中にもう一回、お昼過ぎに三回目、という感じで大体一日三回くらい農家さんが持ってきてくれるんです。
実は、商品棚の様子をリアルタイムで確認できるライブカメラがありまして。登録している農家さんだけが確認できるようになっているので、その日の売れ行きを見ながら、棚が空っぽにならないように農家さん自ら補充しにきてくれるんです。
リカちゃん:え~すごい!農家さん、見えてるかな~~やっほ~~☆
パプママ:恥ずかしいからやめなさい(笑)でも農家さんと密着した良い仕組みですね!
リカちゃん:こんなに大きなトウモロコシが5本セットだなんて、お腹いっぱい食べられて嬉しい~!
濱名さん:そうそう、当店のトウモロコシは大きいんですよ。決められた規格があって、1本(皮付き)あたり380g以上のものでないと皮付きで販売してはいけないんです。それ以下のものは皮を剥いて中が見えるようにしてパッケージすることになっていて。トウモロコシの名産地でも350gくらいが平均的なので、380gというのはかなり大きい方ですね。
リカちゃん:どうしてそんなにルールが厳しいの?
濱名さん:ルールを設けることで、品質を担保しているんだよ。ここに来ればいつも大きなトウモロコシが買えるという信頼に繋がるからね。そして家に帰って皮を剥いて、中身が小さい、とがっかりされてしまうことがないように、小さいものは最初から見えるようにしているんだよ。
濱名さん:鮮度に関しては、もちろん当日の朝採れのものしか置きませんね。
ほら、彼なんて朝日に当たって光合成が始まるとまた味や食感が変わってしまうからと、日の出前の夜中に起きて作業を始めるそうだよ。ね、藤村くん。
あきる野市 農家 藤村省吾さん(以下、藤村さん):そうですね、夜中の1時半とかに起きて作業始めていますね(笑)
リカちゃん:1時半!?
藤村さん:今日は畑のここからここまで全部収穫!と、一気に収穫できてしまえば早いんですが、そうもいかなくて。同じ日に隣同士で撒いたトウモロコシも、同じように成熟するとは限らないので。
トウモロコシの丁度良い収穫のタイミングは3日くらいしかないんですが、その3日間の中でも結構味が変わっていくんです。収穫時期が早いと皮が柔らかくて、プチプチと弾ける感じ。遅くなると皮がしっかりしてきて少し粉っぽく感じるようになる。でも遅いほど甘みは乗ってくるので、そのバランスが大切ですね。僕は少しでもその最適な収穫時期を外したくないから、今日採るのがベストなものだけを選定して収穫するんです。それを、陽が昇るまでに終わらせたいから時間がかかってしまうんですよね。
濱名さん:すごいでしょ?このこだわり!!
パプママ・リカちゃん:参りました…。
藤村さん:トウモロコシに限らず、どんな野菜も、農家さんそれぞれ色んな工夫をされていると思います。あちらに並んでいるトマトだって、ある農家さんが皮の固さや酸味・甘み、研究に研究を重ねた結果、美味しいと評判になり、ファンがついているわけですしね。
濱名さん:先日また新しい試作品のトマトを食べさせてもらったけど、本当に美味しかったよ。
リカちゃん:農家さんってすごいんだねぇ。。
パプママ:ほんとね。(農家さんとお店も関係が良くて、連携が取れているのが伝わってくるわ。)
リカちゃん:ねえママ、おばあちゃんの家にもトウモロコシ送ってあげようよ!
濱名さん:是非是非!
直売所情報まとめ
■秋川ファーマーズセンター
住所:〒197-0814 東京都あきる野市二宮811
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始を除き無休
駐車場:無料
かつて、トウモロコシ街道と呼ばれたほど五日市街道沿いではトウモロコシの庭先や畑先での直売が盛んだったが、現在はこちらを含む複数の直売所で販売されている。
土壌や気候、そして農家さんの工夫によって、大きくて甘いトウモロコシを求めてやってくるお客様で6月から2か月間は特に賑わう。
7月上旬の「とうもろこし祭り」では、生のトウモロコシはもちろんのこと、焼きトウモロコシの販売やキッチンカーなども出店し、5000人近くのお客様がご来店される。11月には収穫祭も開催される。
周辺のお散歩スポット
■都立秋留台公園
住所:〒197-0814 東京都あきる野市二宮673-1
営業時間:常時開放
入園料・駐車場:無料
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/akirudai/
秋川ファーマーズセンターから、五日市街道を東に徒歩7分ほど。一周400mの陸上競技場や、バラ園、夏にはバーベキュー場、じゃぶじゃぶ池などがあり、家族連れには嬉しい公園。
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株式会社エマリコくにたち
峯田 晶子/AKIKO MINETA
〒186-0004
東京都国立市中一丁目1番1号
℡ 042-505-7315
http://www.emalico.com/
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