TOKYO KNITブランディングの一環として、2020年1月にイタリア・フィレンツェにて開催されたPITTI IMMAGINE UOMO 97に出展し大盛況のうちに終了した成果を基に、東京での凱旋イベントの開催が決定しました。
◆「TOKYO KNIT」PITTI
UOMO出展凱旋イベント
日程
:2020年2月10日(月) 15:00~17:00
会場
:ifs 未来研究所サロン(東京都港区北青山2-3-1 伊藤忠ガーデン2階)
実施内容:
・PITTI IMMAGINE UOMO 97での凱旋報告(映像の上映)
・「日本のニットの未来」をテーマにしたトークショー
<登壇者>
ANREALAGE 森永邦彦氏(「TOKYO KNIT」2020 F/Wコラボデザイナー)、
元エルメス副社長
齋藤峰明氏(「TOKYO KNIT」サポーター)
・「TOKYO KNIT」×「ANREALAGE」2020 F/Wコラボ商品の代表作及び技術PRサンプルの代表作の展示
【TOKYO KNITについて】
東京にしか創れないニットの未来を世界に発信する、それが私たちのミッションです。
TOKYO KNITは、東京の東部、墨田区本所界隈を中心に事業を展開しているニットファッション製造事業者が、次なる時代のファッション産業のあり方を目指す、新しいものづくりのプラットフォームです。東京のニット産業の歴史は江戸時代に遡ります。鎖国状態にあった当時の日本は、多くを国内生産に頼る必要があり、戦国時代の終焉とともに訪れた泰平のなかで、武士は刀を捨て、新たな仕事に従事することを迫られました。江戸東部に住んでいた武士は、手編みにより靴下や下着といったメリヤス製品を作るようになり、それが徐々に進化し、明治時代の殖産興業政策によりこの地はニット産業発祥の地となったのです。戦後、ファッション文化の中心となった東京には、多くのデザイナーがアトリエを構え、流通、小売業者も急増。
さらに1970年代以降には、東京発のデザインが世界でも高く評価されるようになり、東京のニットメーカーはカジュアルからハイファッションまで、幅広いクリエーションに携わることになりました。東京のニット産業には、歴史と経験に基づく確かな技術力とともに、世界を刺激し続ける東京ファッション独自の創造力を支えるフレキシブルな思想が根付いているのです。