忙しい朝でも、ちょっと気分を上げたい。そんなときにおすすめなのが、ビーツパウダーを使った鮮やかなピンク色のボウルです。
ビーツは鉄分や抗酸化成分を豊富に含み、「食べる輸血」と呼ばれるほど栄養価の高い野菜。
そこに冷凍バナナの自然な甘みと水切りヨーグルトのコクを組み合わせれば、砂糖を使わなくても大満足の味わいになります。
お好みのトッピングを加えれば、華やかで濃厚な「ごほうび腸活スイーツ」の完成です。
今回はバナナとプレーンヨーグルトを使っていますが、水分が少なくたんぱく質が多いギリシャヨーグルトを使えば、より満足感のある味わいに。濃厚で酸味が控えめなので、お子さんにも食べやすく仕上がります。冷凍バナナを使えば、ミキサーで混ぜるだけ。調理時間はわずか1分です。
材料(2人分)
●バナナ…2本
●プレーンヨーグルト…150g
●冷凍ミックスベリー…50g
●ビーツパウダー…10〜20g
《トッピング》
ブルーベリー、いちご、バナナスライス、グラノーラ、ハチミツなど…お好みで
作り方
① プレーンヨーグルトを冷蔵庫で2時間以上水切りする。
(半量程度になればOK)
② バナナは皮をむいて輪切りにし、ラップまたは保存袋に入れて冷凍庫で2時間以上凍らせる。
③ ミキサーに水切りヨーグルト・冷凍ミックスベリー・冷凍バナナ・ビーツパウダーを入れ、なめらかになるまで攪拌する。
④ ボウルに盛りつけ、好みのフルーツやグラノーラをトッピングする。
POINT
▪水切りヨーグルトでとろっと濃厚に。デザート感がぐっと増し腹持ちも良くなります。
▪バナナは輪切り冷凍にすることで短時間で凍り、攪拌もしやすくなります。
▪ビーツパウダーをたっぷり20g使うことで、色鮮やかで栄養価もアップ。味が気になる場合は少なめでOK!
ビーツボウルの栄養パワー
ビーツ:鉄分・葉酸・カリウム・ポリフェノールが豊富。血流促進や貧血予防に◎
バナナ:エネルギー補給、食物繊維でお腹もすっきり。朝食に最適。
ヨーグルト:たんぱく質とカルシウムを補える発酵食品。腸内環境を整える働きも。
ベリー類:ビタミンCとポリフェノールが豊富で、美肌やアンチエイジングに。
東京で育ったビーツでおいしく健康に
今回使ったビーツパウダーは、東京都GAP認証を受けた東京産ビーツから作られたものです。
「東京でビーツが育つの?」と驚く方も多いかもしれませんが、実は都内の畑でも、こんなにも鮮やかでおいしいビーツが育っているのです。
遠くから取り寄せなくても、身近な場所に、からだにやさしく心まで満たしてくれる食材がある。
そんな「東京の畑のチカラ」を感じながら、毎日の食卓にちょっとした彩りとよろこびを添えてみませんか。
使用した東京産食材
ビーツ:青梅市産

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管理栄養士
今村 結衣/YUI IMAMURA
埼玉県出身。二児の母。女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科卒業後、青果物の専門商社でカット野菜工場の品質管理業務に従事。
その後、地域密着型の青果店で野菜の仕入れ、配送、営業等に携わる。その傍ら、野菜の切り方教室を開催。
結婚、出産を経て、野菜や農業に関わる企業のサポートやレシピ記事執筆を行っている。
Instagram▶https://www.instagram.com/ponsan.68/























