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HUNTING

ヤギチーズの基本情報

食品成分ヤギチーズ
エネルギー296kcal
水分52.9g
たんぱく質20.6g
脂質21.7g
炭水化物2.7g
灰分2.2g
食塩相当量1.2g

ヤギのミルクで作ったチーズは牛乳で作るものよりも歴史が古く、フランスではヤギミルクから作った柔らかいチーズのことを「シェーブル」と呼びます。
特徴的な風味と酸味があるため好みが分かれやすいチーズです。
牛乳に含まれる乳糖アレルギー成分がない特性があります。
フランス以外のヨーロッパ各地や南米、中国、オーストラリアでも作られています。

HUNTING

東京のヤギチーズをハント!

ヤギブーム到来。

ここ数年、ヤギがブームです。
ヤギと触れ合うことで動物セラピーの効果があると、アメリカでは子ヤギが遊んでいる中でヨガをする「ヤギヨガ」も話題になっています。
また、日本でもペットとして、電気やガソリンなどの燃料を使わず除草をしてくれる存在として人気がありヤギの飼育数は増加傾向にあります。
そんな中で、東京初の「畜産」新規就農の方がチーズを作るためのヤギを飼っていると聞き、ぜひこの目で見たい!とウキウキしながら伺いました。

ヤギ牧場に潜入!

あきる野の堀さんの牧場は、少し分かりづらい場所にあります。
林道を車で進んで行くと、草の茂った山中に飛び跳ねる白い子ヤギ達が見えてきました。

新規就農したばかりの堀さんにお話を伺いました。
大学時代から漠然と農業への憧れを持ち、会社員になったある日、牛を飼ってチーズを作る生活を取り上げたテレビ番組に触発されて、会社員を辞めて農業の修行を始めたそうです。
「自分の手で作り出したものに価値をつけて売っていく。たくさん儲かる仕事じゃないかもしれないけれど、社会がどんな状況になっても揺らがない。自分の個性が出せて、家族と一緒に過ごす時間を大切にしながら地域に根差した暮らしが出来たら幸せ。」
とおっしゃっていました。
最初は牛のチーズを作りたくて北海道の牧場で働きながら勉強したそうですが、牛には設備投資がかかりすぎるということで断念し、費用面での採算が見込め、狭い敷地や斜面でも飼えるヤギにしようと思ったそうです。
さまざまな牧場で修行して、2020年1月に念願の「養沢ヤギ牧場」を開きました。

ヤギの生態

ヤギの寿命は12年ぐらいだそうです。
生まれて翌年から妊娠可能で、妊娠期間は約5か月で平均約2頭の子ヤギを産みます。
出産した後8か月ほどミルクを出します。
堀さんのところでは「日本ザーネン」という乳用の品種のヤギを7頭(2020年9月現在)、飼っています。
オスのヤギは大人になると体重が約80~90kgほどでメスは約60~70kgぐらいになります。
昼間は山の斜面に放して草を食べさせるのですが、山の草だけでは足りないのでイタリアングラスという干し草を餌として与えています。
ヤギは雨に濡れるのを嫌がるそうで、雨の日は小屋から出さないそうです。
面白かったのは堀さんが走ると、子ヤギ達が堀さんの後を追っかけます。
可愛がられていて、堀さんのことが大好きなのが伝わってきました。

ヤギチーズ施設へ

ヤギチーズは季節によって味が変わります。
青草が茂る時期、エサに生の青草を食べているのでフレッシュな味わいが感じられ、冬は干し草を食べているので濃厚なミルクになりチーズの味が変わります。
搾乳は1日2回。2頭のヤギの乳を搾るのに30分ほどかかります。
搾ったヤギミルクはチーズの作業部屋に運んで缶に入れて冷蔵保存されます。
チーズを作る際にミルク部屋からチューブを通って隣にあるチーズ工房に移され、加熱してから発酵の力でじっくり時間をかけて凝固させ、型に入れて脱水します。

堀さんの作るヤギチーズは、フレッシュ感があって食べやすいです。
一般的にヤギチーズは白ワインに合うと言われていますが、堀さんのヤギチーズは、酸がきりっとした日本酒にも合いそうです。
私は、はちみつとブラックペッパーをかけて食べるのが好きでした。
今回、堀さんのヤギチーズでフランス定番の「温かいヤギチーズのサラダ」をレシピとして作ってみました。

島田さん

さん

ひとこと

おいしいヤギチーズが作れるように試行錯誤中です。次はヤギのブルーチーズに挑戦したいです。(堀さん)
ヤギ達が堀さんを大好きなことが伝わる温かい牧場でした。(島田)

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