04 食べ物と社会的課題04 食べ物と社会的課題

食品安全や食品ロスなど、SDGs達成に向けた取組に関心が高まっています。
持続可能な社会の実現に向け、食育活動で貢献しましょう!

SDGsと食の関係

食育を進めることは
SDGsにもつながっているよ!

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
健全な食生活の実現や地産地消の推進、食品ロス削減などに取り組むことで、社会的課題に対応できることも学びましょう。

GAPと食の安全について

農作物の食品安全や、環境保全、適切な労働管理など、
持続可能な農業と食の安全を実現するための取組「GAP」は、
Good Agricultural Practice(良い農業の実践)の略で、
次世代につなげる農業を実現することができます。

GAPで安全な食品ができるんだ!

安全で、栄養バランスに配慮した食生活をするためには、食品について基礎的な知識を学ぶとともに、その知識を踏まえて食品を選び、調理するなど健康リスクを減らす適切な行動につなげることが大切です。

▽ GAPについて詳しく知りたい方はこちら
GAPってなに?

食品ロスをなくすために

自宅で料理して食べきれなかった食材は冷凍などをして保存する、食材を使い切る工夫をする、
必要以上に買いすぎない、外食の際には食べきれる分だけ注文するなど、
一人ひとりの取組が大切です。

食べ物を作ってくれる人に感謝して、食品ロスを減らしましょう!

食品ロスは、必要以上に買いすぎない、食べきれなかった食材は冷凍などをして保存するなど、一人ひとりの取組が大切です。食べ物を作ってくれる人に感謝して、食品ロスになりやすい慣習を改めるようにしましょう。

エシカル消費

エシカルとは「倫理的」という意味で、
「人や社会、環境に配慮した消費行動」のことを「エシカル(倫理的)消費」といいます。

買い物で未来を変えられる!

社会、環境のことを考えて、いい未来に向けて行う消費行動がエシカル消費です。買い物をする時は、少し考えて選ぶことが大切です。毎日の暮らしの中で、できるところから無理のない範囲でエシカル消費を取り入れてみましょう。

エコ農産物

安全・安心な農産物を作ったり、環境に負荷をかけない農業を増やしていきたいので「東京都エコ農産物認証制度」をはじめました。
認証マークが付いているので、直売所などで見かけたら東京都エコ農産物を買ってね。

フェアトレード商品

発展途上国に住む生産者が安心して暮らせるように、生産者への支払いや生産者の労働環境を守る等の基準を守っている製品にはフェアトレードマークが付いています。生産者や将来のことも考えて、かしこく買い物をすること、それがエシカル消費につながります。

海外の農林水産業と輸入

ハンバーガーや牛丼で使われている安い海外産の牛肉のもとになる牛は、広大な土地にたくさんの頭数で育てられています。パンや麺類で使われる小麦も、日本とは桁違いに広い農地で大量に栽培されています。このような海外の農林水産物は、収穫や加工の後、船などで日本に運ばれてきています。
日本はカロリーベースで食料の約60%を海外からの輸入に頼っています。先進国のなかでも食料自給率が低いため、世界で起きる様々なできごとの影響を受けやすくなっています。
海外で何かが起きた場合でも、いつもの食生活を続けられるようにするためには、日本の食料自給率を高めていく必要があります。米や野菜、卵などは食料自給率が高いので、これらをバランスよく組み合わせて食べることが大切です。

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