


島村ブルーベリー農園
ブルーベリーが日本で最初に商業的に農産物として栽培されたのは東京なんです。東京農工大学の岩垣駛夫教授が昭和27年に アメリカから持ち帰った苗を、当時 農工大の学生だった島村速雄氏が栽培し昭和43年に「島村ブルーベリー農園」を開いたのが始まりとのことです。
ブルーベリーの旬は夏。つりがね型でスズランのような可憐な花が咲きますが、ツツジの仲間です。
秋には葉が真っ赤になって、紅葉するそうです。
食品成分 | ブルーベリー(生) | ブルーベリー(ジャム) |
---|---|---|
廃棄率 | 0% | 0% |
エネルギー | 49kcal | 181kcal |
水分 | 86.4g | 55.1g |
タンパク質 | 0.5g | 0.7g |
脂質 | 0.1g | 0.3g |
43.8g | 炭水化物 | 12.9g |
灰分 | 0.1g | 0.1g |
重量 | 100g | 100g |
ブルーベリーは、アントシアニンの他、目や鼻などの粘膜を保護したり、網膜を丈夫にすると言われているビタミンAも豊富に含んでいます。よく目に良いフルーツといわれますが、栄養の面からは本当のようですね!
ブルーベリーが日本で最初に商業的に農産物として栽培されたのは東京なんです。東京農工大学の岩垣駛夫教授が昭和27年に アメリカから持ち帰った苗を、当時 農工大の学生だった島村速雄氏が栽培し昭和43年に「島村ブルーベリー農園」を開いたのが始まりとのことです。
ブルーベリーの旬は夏。つりがね型でスズランのような可憐な花が咲きますが、ツツジの仲間です。
秋には葉が真っ赤になって、紅葉するそうです。
都内には、ブルーベリーを作っている農家さんがいくつかあるのですが、今回は東京の世田谷にある「宍戸園」さんにお邪魔しました。
成城で農業?!と思いましたが、宍戸園さんは300年も続く農家さんだそうです。
イギリスの農園を思わせる美しい農園です。
もともとはブルーベリー専門の農家さんだったそうですが、受粉のためにミツバチを飼いはじめ、気づくとどんどん増えて、ミツを舐めてみたらおいしかったので、食べきれないので売り始めたのだそうです。
今では、ブルーベリーとバラ、はちみつを採るためのミツバチを育てていらっしゃいます。
ブルーベリーは甘くて生で食べておいしい品種とジャムにオススメの酸っぱい品種など、様々な品種がありました。それぞれ独特の味わいで、品種によってこれほど味と風味が違うのかととても驚きました。宍戸園さんでは、今後はジャム用の品種を増やしたいとおっしゃっていました。
白い花が咲いた後、薄いピンク色の実がなり、ほんのり赤紫色に熟します。
触らせていただいたら、完熟の実はベルベットのような手触りで、柔らかく弾力が出ます。
ミツバチがブルーベリーの受粉をするそうです。
せっかくなのでミツバチも見せていただきました。
わ。小さくてかわいい!ミツバチって、働き蜂はメスなんだそうです。(だから優しい味になるのかな)
宍戸園さんでは、そんな自家製のはちみつとブルーベリーを使用してジャムを作っていらっしゃいます。
最近、農園に併設したカフェをオープンなさって、オリジナルのジャムやはちみつが購入できます。
バリスタの修行をなさった息子さんのこだわりコーヒーもおススメです。
東京らしい、おしゃれで素敵な農家さんでした。
島田さん
宍戸園さん
ブルーベリーは甘くて生で食べておいしい品種とジャムにオススメの酸っぱい品種など、様々な品種がありました。