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シントリ菜の基本情報

シントリ菜は、江戸東京野菜のひとつで、「唐菜(唐人菜)」や「ちりめん白菜」とも呼ばれています。葉はちりめん状に波打ち柔らかく、芯はしゃきしゃきとした歯ざわりでクセがありません。

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シントリ菜をハント!

高級野菜だったシントリ菜

シントリ菜は、昭和40年代頃には高級食材とされていました。料亭などで使われる野菜として市場で取引され、一般にはあまり出回らない野菜でした。
また、中華食材として炒め物などにも使用されていました。

シントリ菜は、アブラナ科の野菜で「芯取り菜」と書きます。
クセのない葉物で、昔は芯の部分をお吸い物などに使っていたことが、名前の由来といわれています。
葉の部分に細かいちりめん状のしわがあることから「ちりめん白菜」とも呼ばれています。

シントリ菜の畑に潜入

昭和40年代に江戸川区や葛飾区、足立区で盛んに栽培され、チンゲン菜に代わる野菜として、中華料理の炒め物やスープに重宝されました。
そんなシントリ菜ですが、今では育てる人が少なくなっています。
今回は、希少なシントリ菜を育てている西東京市の矢ヶ崎さんの畑にお邪魔しました。

緑色のアレを発見!

伺った時、矢ヶ崎さんはシントリ菜の袋詰め中でした。
キリがいいところまで、お話を伺いながら見学させていただきました。
1株ずつ丁寧に泥を落とし、形を整えて手作業で袋詰めしています。

あ!島田は気づいてしまいました。
矢ヶ崎さんの背後にある「東京都GAP」の表示!

実は矢ヶ崎さんは、東京都GAPの第1号なのだそうです。
オリンピックに野菜を卸したくて、グローバルGAPもJGAPも東京都GAPも取得なさったそうです。
GAP(ギャップ)とは、「Good(良い)Agricultural(農業)をPractice(実践)する」の略で食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を証明する基準の仕組みです。
作業場はきれいで、矢ヶ崎さんの仕事はとても丁寧でした。

東京都GAPについて
https://tokyogrown.jp/learning/agriculture/gap/

矢ヶ崎さんの記事
『多品目の葉物を周年栽培』
https://tokyogrown.jp/producers/detail?id=571472

東京都GAP 認証番号001 矢ケ崎農園
https://tokyogrown.jp/learning/agriculture/gap/detail?id=786218

お手伝いさせてもらったよ!

畑に伺い、収穫のお手伝いをさせていただきました。
ハウスの中に他の野菜と一緒に、シントリ菜が育っていました。
泥が葉っぱにつかないように、まっすぐ抜くのがコツだそうです。
それにしてもきれいな畑!

そういえば、矢ヶ崎さんはなぜシントリ菜を作り始めたんですか?
「うちはルッコラがメインなんだけど、普通のものを作るんじゃつまらなくてさ。いろいろな江戸東京野菜を片っ端から作ってみたわけ。その中でうちの畑に合ってたのが、シントリ菜だったから育ててるんだ。」
通年で育つ野菜だそうですが、旬は冬。
秋に種を播いて、1ケ月半強で出荷できるそうです。

オススメの食べ方を教えてもらったよ!

矢ヶ崎さんに、シントリ菜のオススメの食べ方を伺いました。
「最近は外へ食事に行くことが減ったので、家で奥さんと一緒にごはんを作るんだよねー。それが意外と楽しくてさ。昨日も、シントリ菜と豚肉のミルフィーユ鍋にしたら、おいしかった。」
と、作業しながら話してくださいました。漬物にするとスジが目立ってイマイチなのだそうです。
「クリーム煮とか八宝菜とか、炒めたり、煮たり、和え物とかにするのがオススメだよ。」
と教えてくださいました。

そんな矢ヶ崎さんのアドバイスを受け、島田もシントリ菜でレシピを考えてみました。油揚げと一緒に煮るだけですが、しみじみとおいしいと思える煮物でした。

▽シントリ菜のレシピ「シントリ菜と油揚げの煮物」
https://tokyogrown.jp/recipe/detail?id=996122

島田さん

矢ヶ崎さん

ひとこと

●矢ヶ崎さん
シントリ菜は、柔らかい白菜だと思って気軽に使ってみてください。おいしいよ。
●島田さん
明るくておおらかな矢ヶ崎さんの作るシントリ菜は、みずみずしくてシャキっとしていました。元気になる味です。

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