ブドウのあれこれ話
- 東京産のブドウ「高尾」
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「高尾」という名前は高尾山から名付けられた東京生まれのブドウです。巨峰より少し小さいですが、果肉は締まっています。
先が少し細長くなり、ラグビーボールのような形の種なしブドウです。酸味が少ないので、甘みを強く感じ、コクがあり美味しいブドウです。
- マスカットという名前について
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マスカットという名前は香料の「ムスク」が由来で「MUSK(ムスク)の香りがする」という意味です。
「マスクメロン」の名前の由来と同じです。
日本では、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」のことをマスカットと呼びますが、マスカット系品種の中には「甲斐路」のように赤いマスカットや、「ブラジル」のように黒いマスカットもあります。
■すぐに食べるならばちょっと黄色くなったマスカット
緑色のマスカット系のブドウでは、ちょっと黄色くなった方が甘いですよ。これは完熟している証拠なのですが、日持ちしないのですぐに食べましょう。