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REPORT農林水産体験レポ

『木のぬくもりに触れて大人も子供も楽しめる空間』

林業編林業編

東京おもちゃ美術館/ Tokyo Toy Museum /

「東京おもちゃ美術館」

赤ちゃんから高齢の方まで、多世代の人が楽しめるというコンセプトの「東京おもちゃ美術館」。ここには、赤ちゃん専用の「赤ちゃん木育ひろば」など、国産材の木を使った空間やおもちゃがいっぱい! しかも、床材に東京の多摩産材のスギが使われているところもあるとのこと。ここは、どんな風に木とふれあい、触れられる美術館なのでしょう。

東京の木「多摩産材」
https://tokyogrown.jp/product/wood/


※今回は撮影のためマスクを外しております
※コロナ感染対策は撮影時でも密を避け、手洗いとアルコール消毒などを行っています。

東京おもちゃ美術館ってどんなところ?

東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」から徒歩7分ほど。住宅街の中にある東京おもちゃ美術館は、閉校になった小学校を利用した素朴な美術館です。館内のショップでは、国産材の木のおもちゃの品揃え数が、日本全国で他では類をみないほど豊富だそう。「ここでは、“子供たちが触れるおもちゃが初めて触れるアートになる”と考えているんです」と話すのは施設運営部長の橘高さん。「木の素晴らしさを伝えるとともに、おもちゃの美しさを伝えたいんです。無垢の木に触れる機会って、なかなかないと思うんです。ここで木に触れて、五感で感じてもらって、木育が広がるきっかけになれば嬉しいです」。木の魅力が広く伝わることが森に思いを馳せることにもつながれば、という気持ちも持って取り組んでいるそう。

東京おもちゃ美術館
http://goodtoy.org/ttm/index.html

多摩産材の無垢のスギを使った床はクッション性も抜群!

なかでも、木の魅力を五感で感じられるのが、1階にある「赤ちゃん木育ひろば」。0~2歳の赤ちゃんと家族を対象としたこの部屋は、赤ちゃんと木の最初の出会いの場になってほしいという気持ちが込められています。この部屋の床材として使われているのが、東京都内の多摩地域で生育された多摩産材のスギの木です。「木の床は冷たいというイメージもあるかもしれませんが、この多摩産材の床は、夏は涼しくて冬は温かいんです。床暖房などは入っていませんが、冬に裸足で遊ぶ子供たちも寒さは感じていないようです。通常、床材は15ミリぐらいの厚さなのですが、ここではその倍の30ミリの厚さの床材になっています。断熱効果もあるし、木の空洞のおかげでクッション性も抜群。衝撃を吸収するのでちょっと転んだぐらいでは子供たちもけがをしにくいというメリットもあります。置いてあるオブジェやおもちゃも、全国の国産材を使っていて、この部屋だけで、10の地域のスギ材が使われているんですよ」。置いてあるオブジェはそれぞれ、作家の作品で、他で展示されるときには触れられないようなものばかり。すべり台やトンネルもあって、アートで遊べる空間になっています。足の裏から伝わる木の触感や、木の香りなど、いるだけでリラックスできるのも木質空間の魅力のひとつ。「赤ちゃんも大人もリラックスできる空間。企業でもお店や待合室のスペースにも、こういった空間を取り入れるところが増えています」。

糸のこを使って木のおもちゃ作りに挑戦!

おもちゃづくりの体験もできる「おもちゃこうぼう」。今回は、糸のこを使った木のおもちゃづくりに挑戦! 曲線で切り取って形をつくるToyクリエイター野出正和氏デザインの「モンスター」というおもちゃを選んで、糸のこの機械で木材をカットしていきます。「糸のこの作業は、小学4年生以上が対象です。子供はもちろん、大人も集中して楽しんでいますね。」と施設の方がおっしゃっていました。この日、使った木材には「花粉が少ない森づくり運動」という印字が。この運動は、東京都農林水産振興財団と東京都が花粉症対策の一環として行っているもので、多摩地域のスギ・ヒノキ林を伐採して花粉の少ないスギなどに植え替える「花粉の少ない森づくり」活動に関連して施設に寄贈されたヒノキなんだそう。ヒノキはやわらかくて香りもよく、水にも強いので生活環境の中においても安心な木材。「ヒノキはやわらかいので、糸のこの作業もやりやすいと思います。
糸のこ体験では、手形や足形も人気で、誕生日などの記念日に利用する人が多いんだとか。

国産材のおもちゃに五感で触れる楽しい空間

ほかにも、「おもちゃのもり」や「おもちゃのまち」など、テーマも個性も様々な部屋が全部で9つもあります。そのほとんどで、実際におもちゃを触れられるというのが大きな魅力。「おもちゃのまち あか」にある”のぞかないで”と書かれた大きなボックスにはたくさんの穴が開いていて、のぞく場所によっていろいろな違う豆玩具と呼ばれるおもちゃが見えるという面白い仕掛け。その横には、リアルにつくられた茶室があって中に入ることもできます。ごっこ遊びに最適なのが、「おもちゃのまち きいろ」にひろがる空間。国産材を使って作られた畑やお店、居間などの空間で、想像力を広げて遊ぶことができます。木になっている果物をもいだり、キノコ狩りや畑での収穫を楽しんだり。収穫の時に手に伝わる感触や刺激は、疑似農業体験と言ってもいいほどリアル! 野菜や果物が、どんな状態で育っているのかも学ぶことができます。楽しみながら体験や知識を吸収できる空間は、大人にとっても楽しい場所! 子供のために来たつもりの親御さんも、一緒になって楽しんでいる風景がよく見られるそうです。玉転がしや、メキシコのサボテンを使ったおもちゃなど、音を楽しむものもあって、ついつい夢中になって遊んでしまいそう。廊下にあるけんだまは、玉の部分にそれぞれ違う素材の木を使っていて、その重さや感触の違いを感じながら遊べます。とにかく、木の魅力、おもちゃの楽しさが満載の美術館! 家族連れはもちろん、大人だけで行っても楽しめそうな空間です。

TOKYO LOVERSから一言

初めて見るものも多くて、刺激をたっぷり受けました! 糸のこの体験では集中力が高まったり、大人にとってもいい時間が過ごせる空間ですね。いろいろな素材があって、音や匂い、感触など、五感を使って楽しめます。木育ひろばでは、木の心地よさに、ついつい寝転がったりトンネルをくぐったり、童心にかえってしまいました。木の床の気持ちよさとか、素材のやさしさも感じられてよかったです。木で作られた畑も、ごっこ遊び好きにはたまらない場所! 野菜をもぐ感触も、マグネットなどを使っていてすごくリアルでした。またゆっくり来たくなる場所ですね。

動画でも公開中
YouTube「TOKYO LOVERSチャンネル」
https://youtu.be/KmUdLTkhB3U

TOKYO LOVERS NO_22 懸谷直弓
https://tokyogrown.jp/tokyolovers/member/nayu_kakeya/

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