山の新緑
東京都初の「森林セラピー基地」に認定された奥多摩町には5つのセラピーロードが延びています。そのうちの一つ「川苔谷、百尋ノ滝探勝路」は、日本水源の森百選に選ばれ、百尋ノ滝を目指すコースです。バス停川乗橋(JR奥多摩駅から西東京バス東日原/鍾乳洞行きで13分)から約2.7kmほど林道を歩いた細倉橋がセラピーロードのスタート地点。渓流沿いを歩くコースは約1.9km、所要片道約1時間です。初夏の森は、緑も美しく、土や木の香りに癒されます。最後の下り急斜面を備え付けられたロープを頼りに慎重に下ると、目の前に百尋ノ滝が現れます。レースのカーテンを思わせるような優雅な滝の周囲はマイナスイオンたっぷり。コースには足場の悪い場所もあるので、トレッキングシューズなどは必須。ガイドさんと一緒に歩くセラピーツアーも開催されています。


