理想の林業へ
青木さんが独立してまず行ったのが「労働条件の良い林業」。今まで林業では当たり前だった、日給月給の給与体制を月給制へ。そして社会保険へ加入し、働くスタッフが安心できる環境づくりに注力。また新しいアイデアで資材の売り方を変えたり、東京美林倶楽部という30年の時間をかけ美しい森林を作るプロジェクトなど、「補助金のみに頼らない林業」にも力を注いでいます。そして「明るく儲かる林業」を掲げ、若い人が夢を持って働ける林業も目指しているそうです。林業労働者の全国平均年齢65歳の中、東京チェンソーズの平均年齢は30歳。若い力と新しい発想で理想の林業を次々と実現しています。