林業家・中島さん親子の1日
林業家の朝は早く、朝7時半から8時くらいには山へ入ります。午前中は主に伐採作業を行い、午後は切り出した丸太を山から搬出します。山では、邦彦さんがグラップル(ユンボ)を操り、フォワーダ(丸太運搬機)に丸太を乗せていきます。チェンソーでの玉切り(既定の寸法に切断すること)は、息子大輔さんの役目です。日が落ちる頃には山での作業は終了。大輔さんはパソコンで木材価格のチェックなどをしてから、家族の待つ家へ帰って行きます。
邦彦さんは「あいつは通いの“サラリーマン林業家”なんだ」とポツリ。その言葉が妙に印象的でした。
