TOKYO GROWN |
東京の農林水産総合サイト

SEASON'S REPORTTHE 東京仕事人

『忘れてはいけない大切なものをコーヒーを通して伝えたい』

農業編農業編

野瀬農園

野瀬もとみさん/ MOTOMI NOSE /

知っているようで知らないコーヒーの世界

「いつも一杯何円のコーヒーを飲んでいますか?」
体験ツアーの最中、そう問いかけるのは野瀬農園の5代目・野瀬もとみさん。
小笠原・父島でコーヒーを栽培する野瀬農園では、豆摘みから試飲まで体験できるツアーを行っています。野瀬さんはツアーの最中、いくつものクイズを出しました。市販のコーヒー豆は一袋200g。数百円から1,000円で売られています。しかし、1時間かけてようやく1㎏摘んだ実を豆に加工すると、たった100g程度にしかならないことは知られていません。

「島での滞在が長引いたのは、神様の采配」

野瀬さんは島ではなく本州で生まれ育った都会っ子。昭和43年に小笠原がアメリカから日本に返還されたあと、4代目のお父さんが単身で島に戻り、荒れた農園を立て直しました。都心で会社務めをしていた野瀬さんはある時「1年ほど農園の仕事を手伝おう」と思い島に渡ります。ところがお父さんが倒れてしまったため、島に残り農園を運営していくことに。「コーヒーに関わるうち、どんどん面白くなって、離れられなくなってしまいました」と笑いながら教えてくれました。

日本人が忘れてしまった大切なものに気づいてほしい

体験ツアーを始めた理由を、野瀬さんはこう語ります。
「コーヒー豆を収穫して加工するのには手間と時間がかかります。100円入れたらコーヒーが出てくること自体が疑問です。最近はフェアトレード商品が出てきていますが、それでも割に合っていない。コーヒー豆を作るのが日本人か海外の人かは関係なく、消費者の意識が変わらなければいけません」
コーヒー1杯を飲むことの価値を知ってほしい。そんな思いから生まれた体験ツアーなのです。

コーヒーから教えてもらうことがとても多い

コーヒーの木は台風で倒れても、新芽が根元から枝分かれして伸び新しく花を咲かせます。そんなコーヒーの木に、野瀬さんは自分の体験や家族の姿が重なって感じられるのだとか。
「1本の木が家族のような感じで、誰かが倒れても皆で助け合って生きているということを教えられているように感じます」
雨の後、コーヒーの葉が生き生きしている姿を見るのが喜びだと語る野瀬さん。野瀬農園の体験ツアーに、皆さんも参加してみませんか。

【農林水産体験レポ】自分の手で摘み、焙煎したコーヒーを味わえる。学びも多いコーヒー手作り体験ツアー
https://tokyogrown.jp/special/report/detail?id=624589

【とうきょうアクティビティ】コーヒー収穫焙煎体験 野瀬農園
https://tokyogrown.jp/special/activity/detail?id=572092

「今週のプレゼント」で島でしか手に入らない野瀬農園のコーヒーをプレゼント中!(平成31年3月10日締切)
https://tokyogrown.jp/present/

野瀬もとみさんへの一問一答

QUESTIONS AND ANSWERS

コーヒー栽培で大変だと思うことを教えてください。
天気です。自然相手なので思うようにはいきません。
コーヒー農園で働くことを決意したきっかけは?
先祖が残してくれた素晴らしいものを受け継がなくてはいけないという使命感です。
野瀬農園のコーヒーが飲める場所はありますか?
東京や横浜のカフェアパショナートで飲めます。また、豆の在庫によっては、島のカフェHALEさんでもお飲みいただけます。

ページトップへ