
気軽に体験! 世田谷育ちのイチゴを摘み取ろう
今日は東急大井町線の上野毛駅から徒歩10分、世田谷の閑静な住宅街にあるイチゴ農園へ。ビニールハウスに一歩足を踏み入れると、甘いイチゴの香りが広がっていました。「先祖代々続くこの農地でイチゴを栽培して “え!? 世田谷でイチゴが採れるの?”と皆さんに驚いてほしかった」と代表の廣田隆一さん。イチゴの栽培方法は先輩農家から教わり、世田谷区では初となる、高設栽培システムを導入しました。
早速イチゴ狩りをスタート。主な品種は、実がやわらかく、酸味の少ない「章姫」と、甘味と酸味のバランスが絶妙な「紅ほっぺ」です。赤く熟したイチゴを採ってその場で頬張ると、イチゴの味と香りが口いっぱいに広がっていきます。練乳付きなので、練乳をかけたり、そのまま食べたりと、いくら食べても飽きません。また、屈まなくても収穫できるので、足にも負担が少なく、気軽に楽しめます。
ビニールハウス横の直売所では、パック詰めされたイチゴはもちろん、同園のイチゴを使用したオリジナルアイスやジャム等も販売。散歩がてら、直売所に寄ってそれらを買っていく人もいました。
遠方まで行かなくても区内でおいしいイチゴ狩りができるなんて――。代表の思惑通り、驚かされた1日でした。