フェニックス・ロベレニー

フェニックスロベレニーはヤシ科の常緑低木で和名はシンノウヤシ。切り葉は花束などの添え葉として、鉢物も観葉植物として人気があります。八丈島にフェニックスロベレニーの種が入ったのは大正時代といわれています。現在の日本のシェアはほぼ100%八丈島産で、島の人々は親しみを込めてロベと呼びます。八丈島でフェニックスロベレニーを育てて60年という喜田孝さんを訪ねて、自慢のロベ園を見学させてもらいました。年間通して温暖な気候の八丈島で、元気に越冬したロべが山林の中に所狭しとひしめき、その生命力の強さを物語っていました。種をまいてから出荷できるまでは3~5年、大きな鉢物を育て上げるには20年もかかるそうです。生花店に並ぶロべが育つまでには、長い時間がかかっているのです。

RELATED ARTICLERELATED ARTICLE

トピックス

「フローリスト農家」が目指す、ちょっぴり豊かな暮らしの提案。

トピックス

【第12回】「まちのタネ屋さん」は進化する!~野村植産と東京西洋野菜研究会

トピックス

【第11回】ヤギのナチュラルチーズで新規就農! 東京の山地農業にも勝算あり「養沢ヤギ牧場」

トピックス

給食という名の愛と導き 中野区立緑野中学校 

トピックス

新春特別寄稿『都市に農地を創るときが来た』

トピックス

陽のあたる縁側 すぎのこ農園

トピックス

【第10回】目黒で農地を残すには?コミュニティの拠点として都市農地を守る  目黒区「八雲のはたけ」

トピックス

【第9回】小松菜400連作!「全量残さず出荷、それこそが一番のエコだと思う」 江戸川区 小原農園

トピックス

【第8回】落ち葉を重ねて数百年 『 武蔵野の黒ボク土』をコミュニティで掘り下げる! 三鷹市 冨澤ファーム

トピックス

【第7回】女性が主体となれる農業経営の仕組みづくり( 株式会社となったネイバーズファームの狙いと可能性)

ページトップへ