東京の農産物で何ができるのか
「もともと大田市場で働いていて、東京の野菜を扱っていたんです。仕事をするなかで、東京産の野菜の多さやその魅力を感じて、これをもっとみんなに知ってほしいと思うようになりました。東京の人に東京の野菜をもっと食べて欲しいなって」。
農産物を使って何が出来るか考えた時に思いついたのがワイン。
「もともとワインが好きだったのもあるんですが、ワインなら地元の野菜を食べながら飲んでもらえるし、そもそもぶどうも農産物だし、って思ったんですよね。なので、ワイン造りだけが目的ではなくて、ワイン造りを通して、東京の農業について発信したり、活性化させたいという思いでやっています」。