1回の量で1トンが普通、次々に運ばれる魚たち
漁から戻った漁船が小笠原の港に到着すると、他の船の漁師や荷捌き場で働くスタッフが一斉に集まってきます。魚倉(漁船の床下にある、漁獲物を収納するスペース)から若い漁師見習いの乗り子が次々に魚を取り出す様子に「こんなに釣れたの!?」と目が点。この日はオナガを狙ったそうで、たくさんのオナガのほか、ヒメダイやギンダイが出てきました。船長さんに尋ねると、なんと1回の漁で約1トンもの漁獲量だったそう。魚は種類別にカゴに入れて地上に置かれたリヤカーに乗せ、荷捌き場へ。魚の重さを測ってから、箱に氷と一緒に入れて蓋をすると、すぐに巨大な冷蔵庫に運ばれていきました。