東京しゃもの旨みを、香ばしく味わう
東京しゃもは、軍鶏系統を75%引き継ぐブランド鶏。一般的なブロイラーよりも長い20週間をかけて育てることで、しっかりとした肉質と、肉本来の味わいを楽しめるのが特徴です。また、加熱しても肉汁が逃げにくいことも、東京しゃものおいしさの秘密のひとつです。
東京が誇るブランド鶏「東京しゃも」。前回の記事では、明治10年創業の鶏肉専門問屋「加賀屋」の越村健太郎さんに、「東京しゃも」の特徴や、プロの料理人から選ばれる理由についてお話を伺いました。
今回は、そんな「東京しゃも」を家庭でも手軽に楽しめるレシピをご紹介します。しっかりとした肉質と旨みを持つ「東京しゃも」に、香り豊かなきのこを合わせ、柚子こしょうをきかせた甘辛い味付けに。ごはんにもよく合う、秋の食卓におすすめの一品です。
東京しゃもは、軍鶏系統を75%引き継ぐブランド鶏。一般的なブロイラーよりも長い20週間をかけて育てることで、しっかりとした肉質と、肉本来の味わいを楽しめるのが特徴です。また、加熱しても肉汁が逃げにくいことも、東京しゃものおいしさの秘密のひとつです。
今回のレシピでは、そんな東京しゃものもも肉を大きめの一口大に切り、フライパンでじっくり焼き上げます。皮目を下にして焼き色がつくまでしっかり焼くことで、香ばしい風味に仕上がります。
さらに、きのこにも焼き色をつけることで、香ばしさが加わり、東京しゃもの旨みをより引き立てます。仕上げには、しょうゆ、みりん、酒に柚子こしょうを合わせたタレを加え、全体に絡めます。甘辛い味わいの中に柚子こしょうの爽やかな辛みが加わり、食欲をそそる味わいに。最後に大葉を添えれば、香りも彩りもアップします。
【レシピ開発:今村 結衣】
調理時間:約20分
【材料】2〜3人分
・東京しゃも(もも肉)……1枚(300g)
・お好みのきのこ……200g
※今回はエリンギ1本、マイタケ1パック、シイタケ2枚を使用
・長ネギ……1本
・大葉……1~2枚
・塩……ひとつまみ
・酒……大さじ1
・サラダ油……小さじ2
【A】
・しょうゆ……大さじ1
・みりん……大さじ1
・酒……大さじ1
・柚子こしょう……小さじ1/2(約3g)
【作り方】
1. 東京しゃもは大きめの一口大に切り、塩と酒を揉み込んで5~10分ほど置く。きのこは食べやすい大きさに切り、長ネギは3~4cm幅に切る。
2. 東京しゃもの表面の水分をキッチンペーパーで拭き取る。フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、皮目を下にして並べる。焼き色がつくまで動かさず、5~6分焼く。
3. 東京しゃもを裏返し、反対側にも火を通す。
4. 東京しゃもをフライパンの端に寄せ、きのこと長ネギを加える。あまり動かさず、焼き色をつけるように焼く。
5. きのこがしんなりして焼き色がついたら、混ぜ合わせた【A】を加える。全体に絡めながら加熱し、汁気がほどよく飛んで照りが出たら火を止める。
6. 皿に盛り付け、大葉を手でちぎってのせる。
【おいしく作るポイント】
東京しゃもは皮目を下にしたら、焼き色がつくまでなるべく動かさないのがポイント。
フライパンに皮をしっかり密着させて焼くことで、焼き色がつきやすくなり、皮も香ばしくパリッと仕上がります。裏返したあとは、反対側にも焼き色をつけながら、中心までしっかり火を通しましょう。
江戸の名物料理として知られる「しゃも鍋」など、料理人からも高く評価されてきた東京しゃも。今回ご紹介したのは、鍋料理とはひと味違う、きのこと合わせた柚子こしょう焼きです。きのこの香ばしさと柚子こしょうの爽やかな辛みが、東京しゃものしっかりとした肉質と旨みを引き立てます。
東京しゃもを手に入れたら、ぜひご家庭でも、さまざまな料理でその味わいを楽しんでみてください。

管理栄養士/フードプランナー。
製薬会社にて漢方薬の薬理研究に従事する傍ら、社員食堂の薬膳メニュー開発にも携わる。その後、食の分野へ転身し、ケータリングやスーパーマーケット、コンビニエンスストアの商品・メニュー開発、食関連イベントの企画・運営など幅広く経験。現在は、レシピ開発・監修や執筆、健康サポート事業など、食と健康に関わる幅広い分野で活動している。




